「基板を作ったけれど、このままJLCPCBに出して大丈夫か不安」「部品表や実装データの作り方が分からない」「届いたらコネクタが逆だった、を避けたい」という方向けのサービスです。
KiCadの設計データをお預かりし、発注前の確認(検図)と、JLCPCBの部品実装付き注文にそのまま使えるデータ一式の作成を行います。
■ ファイルを添付していただければ、すぐにお見積りします
JLCPCBに出す3ファイル(ガーバーのZIP・部品表・部品配置データ)を見積り相談に添付していただくと、発注前の簡易チェックの結果と、確定のお見積り、JLCPCBでの製造費の目安をすぐにお返しします(画像2枚目)。料金のめやすは、2層で部品50点まで15,000円、100点まで20,000円、200点まで30,000円です。
■ 発注前に確認すること
・回路図と基板の食い違い、配線の取り違え、未接続
・コネクタの向き(挿入口が基板の外を向いているか)、LEDやダイオードの向き
・JLCPCBの実装在庫(注文直前に欠品していないか)、割安なBasic部品に置き換えられる部品がないか
・パスコンの距離、流す電流に対するパターンの太さ
・部品の配置座標と回転が、JLCPCBの部品確認画面でずれないか
・ESP32を使う基板は、書き込み回路の向きと、電源を入れた直後のピンの状態も確認
結果は、指摘ごとに「どこが・なぜ・どう直すか」を書いた検図レポートでお渡しします。
■ お渡しするもの
・ガーバー一式(JLCPCBの画面にそのままドラッグできるZIP)
・部品表(BOM)と部品配置データ(CPL)
・発注メモ(注文画面で選ぶ設定値の一覧と、見積もり額の目安)
・検図レポート
・基板の3D画像(ケース設計に使えるSTEPデータも)
ここで確認している項目は、自分の基板を何度もJLCPCBに発注する中で実際に踏んだ失敗から作ったものです。USB-Cを逆向きに置いたまま発注しかけた、LEDが全部逆向きで届いた、モジュールが発注当日に在庫切れになった、などの経験をすべて確認項目にしています(画像5枚目)。
■ 新しい基板の設計もご相談ください
マイコン(ESP32・STM32など)と認証済みの無線モジュール、センサーを載せた2層の小さな基板なら、部品選びから発注データまで一通りお受けできます。部品選び・回路図・基板の各段階でご確認いただきながら進めます。規模によって大きく変わるため、必ずお見積りからお願いします。
■ お受けできないもの
・AC100Vなど商用電源に直接つながる回路、数A以上の大電流の電源回路
・無線の認証(技適)が必要になる自作アンテナや無線回路
・医療・車載・安全に関わる用途
・高速信号(USB3、DDRメモリなど)の配線長合わせやインピーダンス設計
・KiCad以外のデータ、KiCad 10形式のデータ(作業はKiCad 9で行います。KiCad 6〜8のデータは開けますが、こちらで直したものは9の形式になります)
■ 基板とケースをまとめて
別出品「基板・電子工作のケースを3Dプリント用に設計します」と組み合わせて、基板とケースを一緒に仕上げることもできます。
使用ツール:KiCad 9、JLCPCB部品データ、自作の検図ツール
ご購入の前に、見積り相談で次を教えてください。ガーバー・部品表・部品配置データを添付していただければ、簡易チェックの結果と確定のお見積りをすぐにお返しします(KiCadのデータはご購入後で大丈夫です)。
1. 基板の用途と、いまの段階(回路図だけ/配線まで済み/発注直前)
2. KiCadのバージョン
3. 部品実装付きで注文するか、基板だけか
4. 枚数と希望納期
5. 部品の点数と、部品表にLCSCの部品番号や型番が入っているか
6. 電源ごとに流れる最大の電流と電圧、実装しない部品(分かる範囲で大丈夫です)
ご購入後は、KiCadのプロジェクト一式(.kicad_pro/.kicad_sch/.kicad_pcb と、自作のライブラリ・3Dモデル)をZIPでトークルームに添付してください。
【修正について】検図レポートの指摘をこちらで基板に反映する場合、1回までは料金に含みます。それ以降は1回3,000円です。指摘を見てご自身で直していただくこともできます。
【データの受け渡し】すべてトークルームの添付で行います(外部のサービスは使いません)。
【ご了承事項】
・データは作業のためAIサービス(Anthropic社のClaude)上で処理します。学習には使われない設定で利用しています。お預かりしたデータは取引完了から30日で削除します。
・JLCPCBは中国の製造所です。社外秘の基板はご自身の判断でご注文ください。注文と支払いはご自身のアカウントで行っていただきます(代理注文はしません)。
・検図は発注前に見つけられる間違いを減らすためのもので、基板が動くことの保証ではありません。
・現在の取引先と競合する事業者さまからのご依頼や、守秘義務の関係でお受けできない内容は、ご相談の段階でお断りすることがあります。その場合も理由を添えてすぐにご返信します。
・着手後のキャンセルは、作業量に応じて調整させてください。
・本サービスに起因する損害の賠償は、当方の故意または重大な過失による場合を除き、取引代金を上限とさせていただきます。