焙煎歴35年、鹿児島で熟成珈琲豆の店をやっております、馬場克也と申します。
30分で、ご質問をひとつだけお受けします。
煎りムラだけは、消せません
焦げても、ミルクを入れれば飲めます。しばらく置けば焦げ味も落ち着きます。
けれど煎りムラは違います。ひとつの釜の中で、焼けた豆と生焼けの豆が混ざる。こうなると、ミルクを入れても砂糖を入れても飲めません。時間も解決しません。
最初につまずくのは、たいていこれです。そして、これだけは後から直せません。
こんなことを聞かれてきました
・豆によって焼き上がりがばらつく
・一粒の中で、焼きムラが出る
・芯まで火が通らない
・焦げてしまう。甘味が出ない
・浅煎りにすると酸っぱくなる
・生豆はどう保存すればいいのか
・器に対して、どのくらいの量が適量か
・焙煎室は必要なのか
・練習に安い豆を使っていいのか
・焙煎後の冷却は、どこまで必要か
35年のあいだ、何度も聞かれてきた質問です。プロの方からも、コーヒー講座の生徒さんからも、家庭で焼いている方からも、同じことを聞かれます。
焙煎歴も、道具も、規模も関係ありません。みんな同じところで詰まります。
なぜ、ひとつだけなのか
どの質問も、答えが一行では終わらないからです。
「火力を下げてください」で済むなら、35年も悩んでいません。ひとつを最後まで話すほうが、持ち帰れるものが多いと考えています。
お伝えできないこと
正解は差し上げられません。焙煎に、誰にでも当てはまる正解はないと思っています。
ご自分で焼いて、美味しいと感じるかどうか。それが全部です。
苦ければ早く出してみる。物足りなければもう少し粘ってみる。その繰り返しの中に、その方だけの答えがあります。私がお渡しできるのは、そこへ向かうための材料だけです。
唯一無二の焙煎士になるのは、ご自分でしかありません。
・ご購入後、聞きたいことをひとつ、文章でお送りください。当日はそこから始めます
・焙煎の道具、豆の販売は行っておりません
・お日にちは、購入後にご相談させてください。焙煎作業と店舗営業がありますので、対応できない時間帯があります