生成AIで下書きを作った原稿には、独特の壊れ方があります。
・実在しない文献が引用されている
・引用はあるが、その論文にそんなことは書いていない
・本文と表と抄録で数字が合っていない
・体裁は整っているのに、中心の主張がない
これを、上司や共著者に渡す前に見つけます。
■ 見る範囲(7領域)
1 内部整合性 抄録・本文・図表説明での数値や記述の食い違い
2 用語と数値 略語の統一、単位、日数、患者背景の数字のブレ
3 開示事項 著者資格、COI、倫理・同意、データ共有、AI利用開示
4 投稿規定 字数、図表数、文献数、文献形式、原稿種別
5 識別情報 施設名、実名、年月日、IDの残存
6 強すぎる主張 first / unique / novel / only 等の根拠
7 査読者が突く弱点 結論への飛躍、limitationの誠実さ、比較の公平性
あわせて、引用文献の実在・撤回・書誌を1本ずつ照合します。
■ 返すもの
直した原稿と、何をどう直したかの一覧をお返しします。直したところは
出す前に直すところ/直しておきたいところ/お任せするところに分けます。
最終判定はあなたが行います。
■ 事実は足しません
原稿にない症例情報が要るところは空欄でお返しします。発症からの期間や
同意の有無のように、ご本人にしか分からないものは推測で埋めません。
■ 3つに分けて書きます
確信していること/推測にとどまること/こちらでは確認できなかったこと。
混ぜません。照合できなかったものを「問題なし」にはしません。
■ AIを使ったこと自体は問題にしません
使うかどうかではなく、出す前に何を確認したかが問題です。
何を消してから送るべきかも、あわせてお伝えします。
■ 対象と分量
和文8,000字または英文3,000語まで。症例報告・原著・学会抄録が対象です。
■ しないこと
・原稿にない事実の補完
・投稿や提出の代行
・語学的な英文校正は扱いません(論理と主張の強さは見ます)
・統計解析は行いません
・採択や合格は保証しません
・氏名・患者ID・生年月日・実日付・施設名が残る原稿は受け取りません
・専門医試験や制度上の提出文書は扱いません
■ 私について
外科専門医。筆頭6編、学会発表20回。
ご購入後、次をお送りください。
1. 原稿本文
2. 文献リスト
3. 投稿予定誌または提出先、締切
4. 生成AIをどの範囲で使ったか
■ 必ずお守りください
氏名、患者ID、生年月日、実際の日付、施設名、医師名、スタッフ名は
削除してからお送りください。含まれている場合は開かずに差し戻します。
カルテ本文と画像原本は受け取りません。
削除の仕方が分からない場合は、先にお尋ねください。
■ できること
引用の実在・撤回・書誌の検証、引用と主張の突き合わせ、数字の照合、
主張の強さの較正、査読者の攻撃面の洗い出し、出せるかどうかの判定。
■ できないこと
投稿や提出の代行、統計解析、語学的な英文校正、採択や合格の保証。
原稿にない事実の補完もしません。
代筆ではありません。お渡しするのは提案で、採否も最終的な原稿もご本人が
決めます。何をどう直したかを添えているのは、上司や査読者から「なぜここを
こうしたのか」と問われたときに、ご自身の言葉で答えられる形にしておくため
です。ICMJEが定める著者資格の4要件は著者側にあります。