「なんでこんなに風呂に入ることを嫌がるのか」
「急に滅茶苦茶怒ったり、かと思えば翌日物凄く優しかった」
「甘やかしすぎても駄目なんだろうけど、厳しくも言えない」
ピアサポーターとして当事者のご家族とお話しする度に、多くのご家族が「分からない」と仰っていました。
それを聞く度、少し羨ましく感じる自分がいました。
ひきこもりのご家族には二種類います。
自分の価値観で分かった気になって子を否定するご家族。
自分の価値観で分からないから、どうしていいか右往左往するご家族。
当事者としての私の言葉でしか無いですが、思うに、「分からない」と認める事がご家族にとっての第一歩なのです。
だってそこには「自分の価値観より子の心を大切に思う」気持ちがあるから。
そうやって自分を顧みるから、だからひきこもりの親の会とかに来るんです。
そして同じように悩む他のご家族や、私達のような当事者の声に耳を傾けるようになる。
子のことが分からないって事は何も恥ずべき事じゃありません。
自分の価値感で決めつける親より余程大きな一歩を踏み出しています。誇っていいんです。
このサービスでは、そういったご家族の「分からない」にお答えしていきます。
自身の体験や他の当事者の方との交流の中で、ひきこもるという手段を取るタイプの人の考え方の癖みたいなのにはある程度詳しいです。
勿論本人の気持ちは本人にしか分からないし、ご家族からの話だけでは必ずしも正確にお答えできないでしょう。
それでも繰り返していけば私の回答の精度も上がるし、ご家族の皆さんもより多くの変化を拾えるようになっていきます。
解決は保証致しません。解決するのはご本人とご家族であり、私の仕事ではありません。
それでもそのお手伝いくらいは出来ると思いますので、是非ご相談ください。
またひきこもりの問題と不登校の問題は共通点が多いです。
その範囲内でお答えできることもあると思いますし、或いは数年後ひきこもりになってしまったらどうなるか等もお答えできます。
ですので不登校のご家族もご遠慮なくご相談ください。
あくまで私の立場はひきこもりの元当事者です。
最終的にどちらの味方をするかと問われれば迷いなくご本人と答えますし、前提として脱ひきこもりのゴールとして一般就労を見据えてもいません。
私の仕事は解決ではなく、橋渡しであると定めています。
かけ離れてしまった本人とご家族の価値観を、それぞれの言葉に理解出来るよう通訳することを務めと考えています。
それ以上ではございませんので、予めご了承ください。