セックスワーカーについて-買売春肯定論(2)
昨日の続きです。まず、記事のタイトルに使用している用語「セックスワーカー」について説明したいと思います。買売春の話をするときに、どこまでを対象にすべきかとの問題が出てきます。日本には恐らく世界では類を見ないほど多種多様の性関係のサービス(いわゆる「風俗産業」)があります。代表的なものを上げると「ソープランド」、「 デリヘル」、「ホテヘル」。「 ファッションヘルス」、「イメクラ」、「SMクラブ」、「ピンサロ」といったところでしょうか。注意すべきはこれらのサービスでは必ずしも性行為を行うわけではないということです。というか、性行為を伴わないサービスのほうが多いようです。女性の身体に触ることさえ禁じられているものもあるとか。カマトトぶるわけではありませんが、私はそれほど詳しくはありませんので、より詳細な情報をご希望の方は自分で調べてください。それで、こうした風俗産業で働く人たちは性行為をしないわけですから、売春婦と総称することはできません。そこで「セックスワーカー」という言葉を使うようになったわけです。Wikipediaでは、以下のように定義されています。「セックスワーカーとは、自身の外見、イメージ、行為などを性的なサービスとして提供する事を仕事にしている労働者である。日本語では性労働者と訳される事もある。また、英語の頭文字をとって、SWと略される事もある。性産業従事者と訳される事もあるが、そこに含まれる性風俗店の管理者やポルノ製作者などは、狭義のセックスワーカーに含まれないことが多い。セックスワーカーは、特定の年齢層や性別がイメージされる事も多いが、実際には様々な年齢、性別の労働者
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