人を物として扱う瞬間
新しい仕事を依頼してくれた社長が、初回のミーティングをドタキャンしてきた。急な予定が入ったとか、次の予定もわからないとか、申し訳なさそうな話しぶり。でも、仕事を頼むのを迷っているんだろうなというのがなんとなくわかってしまう。それならそうと言ってくれればいいのに。そんなことも言えないから、業績が上がらんのよ。あれ?急に社長の見方が変わった。さっきまで、業績を激変させる戦略を社長のために考えていたのに。一瞬で「箱」に入った話。先週の約束した通り今日は「行動」と「心の持ち方」の話に戻ることになっていたので、相手に何かを伝えるときには、話し方や態度といった「行動」よりも、伝える側がどういう気持ちかという「心の持ち方」が相手に伝わるという話をします。相手が誰であっても、上司も部下も関係なく、男性でも女性でも、年上でも年下であってもです。相手が人であればそれを感じることができるのが人だと思う。例えば、自分のことを思って、厳しい言葉で叱ってくれる人とやさしい言葉ではあるけれど、実は自分を見放なしている人の違いを感じることができます。それは、誰もが体験していることです。お礼を言う、慰める、謝る、感謝するこれらすべて「行動」が大切ではないといっているわけではなく、伝わるのは何かということでは「心の持ち方」は「行動」よりもさらに大切なのです。つまり自分の「心の持ち方」は相手に与える影響があるわけです。自分と相手の関係、つまり人間関係には家族も会社も含まれます。なぜなら、家族も会社組織も人と人でできているからです。【話を整理すると】「行動」には、話し方や表情、身振り手振りといったものもすべて入ります
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