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研究職博士選考の流れは?やるべきことってなに?

研究歴7年、28歳男性で生物系研究者の「めいす」です。博士(医学)の学位を取得しています。私は来年度から大手製薬企業の研究職として就職します。今回の記事では、私が製薬企業研究職の博士新卒就職活動を行なっていた時の、体験談を書いていこうと思っています。ここでは、まず就活準備編ということで、就活を始めてから面接に呼ばれるまでをどのようにして過ごしていたのか、また、その時にやるべきことについて書いていきます。参考までに、私の就活の結果はこちらです。■ES通過率 【100%】■最終面接到達率 【100%】■エントリーシート通過企業アステラス製薬、エーザイ、協和キリン、住友ファーマ(旧大日本住友製薬)、田辺三菱製薬、第一三共、中外製薬、ペプチドリーム■最終面接到達企業上記のうち、4社(他の会社はES通過後に選考辞退)この記事を読むことで、博士研究職就活に向けてどのような準備をしていけば良いのかがわかると思いますので、参考にして頂ければ幸いです。1.博士早期選考とは?製薬企業が博士課程の学生を研究職として採用する際には、早期博士新卒採用を行うことが多いです。この早期採用での就活と一般的な就活の違いを下の図に示します。例は2024年4月に新卒として入社する場合です。製薬企業の早期博士新卒採用は、入社年の1年半前ごろの夏に行われます。2024年4月に入社するのであれば、2022年の夏ごろに就活が始まります。一般的な就活は、入社年の1年前の春ごろから始まるので、早期博士新卒採用は他とは違いますね。一般的な就活時期でも博士課程が新卒採用で応募できる企業はあります。しかし、多くの大手製薬企業は入社年
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コミュニケーション能力って?

研究歴7年、28歳男性で生物系研究者の「めいす」です。博士(医学)の学位を取得しています。私は現在ポスドクをしており、来年度から大手製薬企業の研究職として就職します。私は、日本の大手製薬企業と言われる企業複数社にエントリーし、すべてエントリーシートは通過しました。また、そのうち面接に参加した企業は全て最終面接に進んでいます。最終面接は初めに一社受けた時点で内定をもらったため、その他は全て選考辞退をしています。そのような私が研究職就活で大事だと考えることとしてコミュニケーション能力であると以下の記事で紹介いたしました。本記事では、私の考えるコミュニケーション能力について書いてみたいと思います。1.コミュニケーション能力って何?よくあの人はコミュ力が高いとか、私はコミュ力が低いとか言いますよね。一般的なコミュニケーション能力というと、話がうまいとか、場を盛り上げることができるとか、そうゆうイメージがあるのではないでしょうか。確かにこれらもコミュニケーションの1つだとは思います。しかし、私が思う就活で求められるコミュニケーション能力は相手の話を聞き、それに対して応答する能力。また、自ら意見を発信し、それに対する相手の応答を受け入れる能力。だと思います。いくら話がうまくて場を盛り上げられても、相手の話をきちんと聞けなければコミュニケーション能力が高いというわけではないと思います。企業の研究は恐らくチームでの研究です。博士課程までは自分がメインで研究してきたと思いますが、企業では様々なバックグラウンドの人と協力してプロジェクトを進めるはずです。皆さんは「7つの習慣」という世界的ビズネス本
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研究職就活のための研究概要書の書き方

研究歴7年、28歳男性で生物系研究者の「めいす」です。博士(医学)の学位を取得しています。私は現在ポスドクをしており、来年度から大手製薬企業の研究職として就職します。参考までに、私の就活の結果はこちらです。■ES通過率 【100%】■最終面接到達率 【100%】■エントリーシート通過企業アステラス製薬、エーザイ、協和キリン、住友ファーマ(旧大日本住友製薬)、田辺三菱製薬、第一三共、中外製薬、ペプチドリーム■最終面接到達企業上記のうち、4社(他の会社はES通過後に選考辞退)私が研究職就活で最も大事だと考えることは研究概要書であると以下の記事で紹介いたしました。そこで本記事では、如何にして”通る”研究概要書を書くのか、について紹介したいと思います。1.私の研究概要の構成一般的にA4 2枚での提出が求められる場合が多いので、そのケースです。[研究背景] 381文字[着想の経緯] 380文字 (図1)[研究方法と結果] 1281文字 (図2~4)[今後の展望] 188文字[本研究の意義] 524文字[研究業績]元々学振PDに出していた研究計画書を元にしているので、構成も学振の申請書にならって書きました。そのため、ある程度学振の書き方とも関連する部分があります。特に背景といったイントロダクションの部分です。学振の書き方については以下の記事に書いております。研究概要書のA4 2枚は、多いようで少ないというのが個人的な印象です。研究概要書は書こうと思えばいくらでも書けると思うので、どれだけコンパクトに、わかりやすく伝えられるかが大事です。2.研究概要書で伝えるべきこと研究概要書で伝えるべきこ
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博士の製薬企業研究職内定獲得のための2つのオキテ

研究歴7年、28歳男性で生物系研究者の「めいす」です。博士(医学)の学位を取得しています。私は現在ポスドクをしており、来年度から大手製薬企業の研究職として就職します。なんで卒業後すぐに就職しないで、ポスドクをやっているの?そんな声が聞こえてきそうですが、それに関しては以下の記事をご参照ください。本記事では、博士課程で新卒採用で製薬企業の内定を勝ち取るために大事だと思うことを紹介したいと思います。ちなみに私は、日本の大手製薬企業と言われる企業複数社にエントリーし、すべてエントリーシートは通過しました。また、そのうち面接に参加した企業は全て最終面接に進んでいます。そこで選考を経て感じた「これだけは大事」と思うことについて書きたいと思います。製薬企業研究職内定において、最も大事だと思うこと、それはずばり研究概要書です。私は研究概要書のデキがよかったからここまで就活がうまくいったといっても過言ではないと思います。私が就活で使った研究概要書の大元は、日本学術振興会特別研究員(PD)に使用した申請書であり、私はPDにも採用されております。つまり、製薬企業も、そして日本学術振興会も、きちんと研究について考えられる人が欲しいこれに尽きると思います。「私は研究について深く考えられますよ」とアピールできるのが、研究概要書なのです。ウェブテストがボロボロで絶対これはダメだなと思った企業でも、ちょっと適当に書いたからエントリーシートのデキが微妙だったな〜と思った企業でも、面接に呼ばれました。これはつまり、研究概要書のデキが良かったから、企業が「この人、面接に呼んでみたい」と思ってくれたのだと思っていま
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私が、博士課程卒業後に企業就職することを決めた理由

研究歴7年、28歳男性で生物系研究者の「めいす」です。博士(医学)の学位を取得しています。私は現在ポスドクをしており、来年度から大手製薬企業の研究職として就職します。なんで卒業後すぐに就職しないで、ポスドクをやっているの?そんな声が聞こえてきそうですが、理由は単に「元々アカデミアに残るつもりだったけど、急遽就職することにした」からです。製薬企業(最近はその他の業種も)は、博士課程在籍者の新卒採用を、入社年度の2年前から始めることが多いです。例えば、2023年4月に入社するのであれば、2021年の夏頃に就活が行われるといった感じです。そのため、4年生博士課程で卒業後に入社する場合では、博士課程3年度に就職活動をする必要があります。しかし、私は博士課程3年度はアカデミアに残るつもりだったので就活はしていませんでした。転機が訪れたのは、博士課程4年度の初夏ごろ。いろいろ悩んだ末、急遽就活をすることに決め、焦りながらも就活を始めました。これから話す内容は、「なぜ私がアカデミアに残ることを諦めたのか?」その理由です。これは私の個人的見解であり、アカデミアに残ることを悪とするような意図はございません。私がアカデミアに残ることをやめた理由は以下の2つです。1.「研究が趣味ではなくなる」と思ったから2. 「もっと薬作りにダイレクトに関わりたい」と思ったから1つ目の理由は、全体の6割ほどを占める大きな理由の気がします。私にとって研究とは「知的好奇心に基づいた趣味」でした。車が好きだから車に乗る、ゲームが好きだからゲームをする、といったように研究が好きだから研究をするという趣味のようなもの。学生の
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