思いを言葉にする。
20代の頃、半年ほどアメリカへ留学したときのことです。英会話レベルが低いままでのアメリカでの生活は困難の連続でした。まず会話がまともにできないため、意思疎通がうまくいかない。聞きたいことも質問できなければ、質問しても回答が理解できない。おしゃべりできないから孤独感も募る。悪循環です。通っていた語学学校でも、日本人特有の内気さ・英語に完璧を求める完全主義で意見も言えずいつもダンマリ。そんな私を見かねた先生があるとき私に言いました。「何もしゃべらないということは、ここに存在していないことと同じ。英文に完璧を求める必要はない。(中略) TALK!TALK!」その時は、「そんなこと言っても英語しゃべれないよー・・・」と泣きながら訴えましたが、「But...I can't speak English.」って英語しゃべってますよね・・・また、先生は私に「言わなきゃわからない。気持ちは言葉にしなければ伝わらない。黙っていれば何考えているか分からない人、誰からも相手にされない。」とも言いました。すぐに話せるようにはなれませんでしたが、その時を境にとにかく話すこと、気持ちを言葉にすることを頑張りました。特に自分の気持ちを言葉にするようになってからは、徐々に友達が増えたりホストファミリーとの交流も楽しめるようになりました。空気を読むだけでは空気のような存在になるだけです。そこにコミュニケーションは存在しません。「自分の一言が、相手にこう思われたんじゃないか?」と何も言わず一人で悩んでいることも、案外相手は全然気にしていなかったりもします。モヤモヤした気持ちを抱える無駄な時間を過ごすより、気持ちを言
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