「サービス付高齢者向け住宅の人材不足は本質問題ではない」
おはようございます。本日は医療・介護・福祉事業における人材採用について、「サービス付高齢者向け住宅の人材不足は本質問題ではない」と題して考えていきたいと思います。先日、とあるサービス付高齢向け住宅において、人材採用会議をしており、そこでは組織内における組織と人員の理想配置について話し合っていました。まず、組織の課題として、施設長の通常業務が過多となっており、疲労やストレス、休みが取れないという大きな問題に直面しており、さらには、施設で提供する介護サービスの質が悪く、日報や申し送り、報連相ができていないという一般的に施設運営するための常識も担保されてない状況でした。きっと多くのサービス付高齢向け住宅においても同じような課題に直面していると思われますが、この状況の本質的問題はどこにあるでしょうか。それはおそらく「施設長の空白がないこと」だと考えております。表面的にはサービスの質が悪く、それは教育ではないか?という話になると思いますが、おそらく教育する時間がないというのが本質的な問題なのです。そして、その問題を引き起こしている原因は、人材不足にあるとのことを、採用会議で突き止めることができました。人材不足という問題は、介護業界では珍しくありませんよね。どこでも当然、起きている問題です。対策として人材を採用することは、至極一般的ではあるものの、”なぜ人材を採用するのか”という根本的理由が異なれば、採用するための方針や方法、目的が異なってしまうのです。つまり、ただシフトを組むためだけに人材を採用するのか? それともサービス付高齢向け住宅の介護の質を上げるために人材を採用するのか?これは火
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