繰り返しの中の進歩~夫婦喧嘩をした時に~
ケンカをした。夫婦喧嘩。
始まりはとても些細なコト。
感情的な相手がいる。
客観的な自分がいる。
話を聞かない相手がいる。
押さえつけたい自分がいる。
引くに引けない相手がいる。
受け流せない自分がいる。
要らないプライドをもった相手がいる。
バカにされたくない自分がいる。
期待してしまう相手がいる。
聴いて欲しい自分がいる。
相手のコトバを『屁理屈』というのは自分が正しいと思っているから。
自分の常識や当たり前が相手のそれとは限らない。
『正しい』そんなコト誰が決めるの?
『間違い』そんなコト誰が判断するの?
生まれ育った蓄積がある。
環境に育てられた性格がある。
相手を自分の理想にしたてあげたい相手がいる。
理想に近づきたい自分と本来の自分の均衡を保つのに苦労している自分がいる。
思い込みを取っ払いたい相手がいる。
完璧を求める自分がいる。
自分の考えに相手を合わせたいお互いがいる。
相手の価値観がある。自分の価値観がある。
全く一緒なんてあり得ない。
『相手と自分は違う人』
相手の考えがわかればいい。
相手の考えを受け止められればいい。相手の考えを受け入れられるにはまだ未熟すぎる。
今まで気にならなかったことが気に障ることとなる。
いつも感謝していたことが当たり前のこととなる。だけど時には初心を思い出して、当たり前と思わない努力が必要。
ちょっとずつ、ちょっとずつ、
喧嘩のたびに相手の知れば
喧嘩のたびに自分を知れば
喧嘩のたびに振り返られれば
次の喧嘩が前のものより進歩してたらそれでいい。
経験するたびに、年月が流れるうちに、自分が語るうちに、状況や条件や許容力や関係や
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