「カップの8」が教えてくれた、手放すことで心が緩むということ
最近、心の中にずっと引っかかっていた人との関係に、小さな“気づき”が降りてきた。それは、タロット練習の中で引いた1枚のカード──カップの8 正位置。お題は「心を緩めるにはどうしたら?」だった。出てきたのは、背を向けて去っていく人物と、残されたカップたち。「十分に与えた」「でも、もうここにいても自分が満たされることはない」そんな意味をもつカード。それを見た瞬間、「あ、これはあの人のことだ」って、すっと腑に落ちた。私には、ずっとモヤモヤしていた人がいた。表向きには「仲良くしたい」「大切に思ってる」と言ってくれていたのに、実際の行動はまるで逆で──気づけばこちらが気を遣いすぎて、傷ついて、なのに何も説明のないまま静かに距離を取られる。その人なりの事情があったのかもしれない。でも、だからってこっちの気持ちまで無視されていいわけじゃない。ずっと「嫌い」って言うのが怖かった。でも、最近ようやくちゃんと自分に言えた。「こういう、自分だけが傷ついたような顔をする人、嫌いだな」「なんでそこまでして、こっちが我慢しなきゃいけなかったんだろう」その言葉を出せたことで、ようやく“怒り”を自分のものにできた気がした。そして今日。カードはこう言ってくれた。「もう、手放してもいいよ」「優しさは、十分に届けた。あなたは、もう前を向いていい」あの人を責めるんじゃなくて、もう“構うのをやめる”こと。それが、私の心を緩めるために必要なことだったんだ。カップの8って、すごく静かなカード。だけど、見ている先はいつだって“未来”。あのとき、自分が傷ついたことも、あの人に何も伝わらなかったことも、全部過去の出来事として、そ
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