言の羽6『雨と風見鶏のロンド』
雨と風見鶏のロンドパラパラ
ポツポツ
そよそよ
さらさら
屋根の上で跳ねてはうねって。
奏でるのは……ロンドかワルツか
聴衆は1人きり。
座ることも出来ずに聴き入る。
頭痛が脈に共鳴する。
どうせ同じリズムを刻むなら…私も交ぜてはくれないか。
星の見えない夜に。
独り、馳せる。
----------------------------------------台風一過こんにちは、こんばんは。ご無沙汰してしまいました。国際派占い師、百音の「言の羽」シリーズ第六作。「雨と風見鶏のロンド」読んでいただき、ありがとうございます。そうです、台風16号で頭痛とめまいの中生まれた作品です。ようやっと読み始めることのできた恩田陸さんの超大作「蜜蜂と遠雷」からインスパイアを受けたものでもあります。さあ、晴れてる間に味わい尽くすぞ~~!!----------------------------------------私と同じように「何となく」しんどい、辛い。そんな時には↓お試しメニューも始めました!↓
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