中振袖
皆さんこんにちは。最近は寒い日々が続いてますね。寒い季節、大変ではありますが、風邪など気をつけて行きましょう。さて、今回のお話は、中振袖のお話。中振袖というと、あまり聞いたことのない言葉かもしれません。最近は、振袖というと、大体本振袖の事を指し、中振袖は、あまり着用されることは、少なくなったなあという印象があります。中には、中には、本振袖しか知らないなと言う方もいらっしゃるかもしれません。1,定義中振袖、と言われる着物は、振袖の一種ではありますが、袖の長さが80センチから100センチ位の短い袖の振袖です。目安としては、膝のすぐ下から、足首の間、ふくらはぎくらいまでに袖が到達する振袖といえばいいでしょう。昔は、成人式には中振袖、結婚式に招待された場合は本振袖と二つ振袖を用意していました。ですが、中振袖の役目は現在、本振袖に奪われており、中振袖は、使い道がないというのが大きな問題です。2,中振袖はどこで着るか?中振袖を着るところというと、成人式、大学の卒業式、あるいは祝賀会のようなパーティー、邦楽の格のある公演などがありました。しかし、現在はそれを本振袖が担っています。成人式で中振袖を着る人は、ほとんど見かけません。例えば、親御さんの振袖を貸してもらったなどの例ではあるかもしれませんが、現在は、本振袖が、成人式の定番になっていますし、大学の卒業式で袴を履いて着る場合も、本振袖が活躍しています。時代の流れなので仕方ないと思いますが、リサイクルきものショップなどでは、中振袖が多く販売されており、処分してしまったらもったいないなと思われるものが格安で売られています。それでは、可哀想じゃな
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