絞り込み条件を変更する
検索条件を絞り込む
有料ブログの投稿方法はこちら

すべてのカテゴリ

4 件中 1 - 4 件表示
カバー画像

中振袖

皆さんこんにちは。最近は寒い日々が続いてますね。寒い季節、大変ではありますが、風邪など気をつけて行きましょう。さて、今回のお話は、中振袖のお話。中振袖というと、あまり聞いたことのない言葉かもしれません。最近は、振袖というと、大体本振袖の事を指し、中振袖は、あまり着用されることは、少なくなったなあという印象があります。中には、中には、本振袖しか知らないなと言う方もいらっしゃるかもしれません。1,定義中振袖、と言われる着物は、振袖の一種ではありますが、袖の長さが80センチから100センチ位の短い袖の振袖です。目安としては、膝のすぐ下から、足首の間、ふくらはぎくらいまでに袖が到達する振袖といえばいいでしょう。昔は、成人式には中振袖、結婚式に招待された場合は本振袖と二つ振袖を用意していました。ですが、中振袖の役目は現在、本振袖に奪われており、中振袖は、使い道がないというのが大きな問題です。2,中振袖はどこで着るか?中振袖を着るところというと、成人式、大学の卒業式、あるいは祝賀会のようなパーティー、邦楽の格のある公演などがありました。しかし、現在はそれを本振袖が担っています。成人式で中振袖を着る人は、ほとんど見かけません。例えば、親御さんの振袖を貸してもらったなどの例ではあるかもしれませんが、現在は、本振袖が、成人式の定番になっていますし、大学の卒業式で袴を履いて着る場合も、本振袖が活躍しています。時代の流れなので仕方ないと思いますが、リサイクルきものショップなどでは、中振袖が多く販売されており、処分してしまったらもったいないなと思われるものが格安で売られています。それでは、可哀想じゃな
0
カバー画像

小紋

小紋は、同じ柄を繰り返し着物全体に入れた着物のことで、非常に種類の多い着物であり、柄付きによって、パーティーウェア、お稽古ウェアから、気軽な外出ウェアまで着分けられます。ただ、一枚の小紋でどこでも行けるかということはまずないので、特徴がわかる小紋を複数枚所持したほうが良いでしょう。いずれにしても、華やかな印象を与えることができ、また可愛らしいものが多いこともあり、現在は最も売れている着物であることには疑いありません。小紋には、柄や素材などで、順位が生じてきますので、そこをしっかり把握して、着用することが大切です。1,小紋の種類と順位同じ小紋と言っても、柄付きや、使用している素材の違いなどによって、順位は様々。高い低いを見分けるポイントは、柄の隙間のありなし、柄の大きさ、柄の内容などによります。高順位な小紋小紋の中でも比較的高順位に当たる着物は、小さな柄を隙間なくびっしり入れて、遠目からでは、無地に近いように見せることができる小紋です。これは、江戸小紋と同じ原理で、ないようで実はある、という日本の精神がここにも出てきますね。柄の内容も、麻の葉や亀甲など、おめでたいと思われる柄をたくさん入れたものは、順位が高くなります。つまり、おめでたい柄を使っていて、なおかつそれを隙間なくびっしりといれ、遠目では無地に見えるほど細かく柄を配備したものが高順位な小紋になるわけです。このタイプは、ややかしこまった時に着るもので、お稽古や、気軽なパーティーなどにも着ることができます。気軽な小紋同じ小紋でも、大きな柄を隙間を開けて所々に入れたものは、比較的気軽に着ることができる小紋になります。これは、隙
0
カバー画像

付下げ

訪問着を簡略化させた着物で、現在訪問着と統一させてしまう傾向があるようですが、リサイクル市場では、はっきり種類のわかる付下げも少なくありません。本稿では、付下げと特徴がわかる付下げについて記述します。付下げと訪問着は非常によく似ていますが、着用目的は違うことを覚えておいてください。1、定義と訪問着とのちがい付下げは戦時中に生まれた着物で、華美な訪問着の生産が禁じられた時代用品として発明された、比較的歴史の浅い着物です。戦後、独立した着物として残り、着用シーンも決まっていました。しかし、現在は、訪問着と一緒にしてしまうという動くが盛んであり、どう違うのかわからないという人も増えています。リサイクル市場では、特徴のわかる付下げを販売していることも多く、新品市場とリサイクル市場では、認識が違うことが問題視されています。訪問着とのちがいですが、次のようなものがあります。・霞やぼかしなど付属の柄がない。・訪問着と同じ位置に柄があるが、全体的に小さく地味。・衽と前身頃にかけて柄がつながっておらず、きれている。これを合口が無いという。特に、合口が無いことが、付下げと訪問着を見分ける鍵になります。かいつまんでいえば、訪問着は白い着物を先に縫い、そこに柄を入れて染めますが、付下げは反物の状態で柄を入れてから仕立てるので、合口が生じないわけです。2、付下げはどこで着るか基本的に礼装として着用することはまずできないことが多く、気軽な着物であるが、訪問着と同じような柄付けがしたいときに着る、と考えるとまず間違いはありません。訪問着ほど改まらず、小紋ほど砕けないという着物です。つまり、普段用ではないが、
0
カバー画像

訪問着

訪問着は、肩、袖、下半身に集中して柄が入っている着物のことで、その名の通り、目上の人や、他家を訪れる際に着用する着物です。未婚、既婚関係なく着られ、改まったところに着用できるので、持っていて大損をすることは少ない着物ではありますが、柄が特定の位置しか入っていないことで、最近はあまり人気のある着物では無いようです。1、定義肩、袖、下半身に集中して柄があり、特に下半身の柄は大きく、衽から前身頃、後ろ身頃にかけて繋がっているのが大きな特徴です。最近は、前身頃と衽にかけて柄がつながっていることで、訪問着と定義されることが多いです。これを、専門用語で合口があると言います。2、素材紋意匠や、ちりめん、綸子など様々な素材が使われます。地紋のある訪問着もあれば、無いものもありますが、あったほうが格上になります。柄は、友禅などの、高尚な染め物が用いられていることが多く、それだけ格のあるきものだと言うことがおわかりになると思います。3、どこで着るか訪問着は様々なところに着用できますので、持っていて損をすることはありません。ですが、訪問着を着る機会がないと悩む人は多く居るようです。最近では、華やかな小振袖や、江戸小紋など同格の着物で代用してしまう人も多く見られますが、訪問着を着用できる場所は、次のようなものです。・略式の礼装として結婚式例えば、身内以外の人の結婚式や、人前式結婚式などに略式の礼装として着られます。この場合は、きらびやかな帯を合わせるのが必要です。・クラシック音楽のコンサート最近よく行われている、アマチュアのオーケストラや、合唱団などのコンサートに着用する着物として、訪問着は活躍してく
0
4 件中 1 - 4
有料ブログの投稿方法はこちら