七年間手放せなかった理由を、霊視で視てみた
空を見上げて、なにかを想ったことはありますか。五月に入ると、モクレンはもうほとんど散り終えて、代わりに若葉がやわらかな緑をひろげはじめます。でも春のはじめ、まだ葉のひとつもない枝に、白や紫の大きな花びらがいっせいに開く瞬間、あの姿を一度でも見たことがあれば、きっと忘れられないと思う。モクレンの花は、空に向かって咲きます。地面でも横でもなく、ただまっすぐ、上を向いて。その姿が「自然への愛」という花言葉を生んだと言われています。空や光や風、目には見えないものへ静かに愛を向けつづける花。どこか人の祈りに似ているなと、霊視をしていてふと思うことがあります。もうひとつ、この花には「持続性」という言葉もあります。モクレンは一億年以上前から地球に存在していたとされる、とても古い植物です。時代が変わり、環境が変わっても、ずっとそこに在り続けてきた。その強さは、力んでいるのではなく、ただ静かに根を張り続けた結果なんだろうと思う。あなたにも、長く抱えてきたものがあるんじゃないでしょうか。誰にも言えないまま、ひとりで持ち続けているもの。恋愛のこと、仕事のこと、お金のこと、家族のこと。もう疲れたと思いながらも、手放す踏ん切りがつかないもの。それを「持続してしまっている」とするなら、その理由を霊的に視ていくと、たいてい魂の深いところに何かが絡まっているのがわかります。少し前に、三十代の女性からご相談をいただきました。七年間ほど連絡を取り続けている男性がいて、でもその関係がどこへも進まない、かと言って縁を切る気にもなれない、という状況でした。「ただの執着なんでしょうか」と、ご本人は自分を責めるようにおっし
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