「野苺とヨモギ」
【ヨモギ取り】
6歳の時江戸川土手に母親と
弟のヨッチでヨモギ取りに行き
母親がヨモギ取りをしてる間
俺とヨッチで土手滑りしてた。
しばらく土手滑りしてると
疲れてしまったからいったん休憩し
母親の所に行き我々も一緒に
ヨモギ取りを手伝おうとした。
そして母親に
よもぎがどんな植物か見せて貰うと
そこら辺の雑草と見分けがつかず
どれがヨモギか全く解らない。
なのでヨモギっぽい草を抜いて
母親に持って行くと違うと言われ
また別の草を抜いて持ってっても
それも違うと言われてしまった。
(´・_・`)ショボン
しかしヨモギの特徴なんて解らず
よもぎをどんなによく眺めても
ただの雑草にしか見えなくて
解らな過ぎて諦めてしまった。
その後少し休んでから
また弟と土手滑りを始め
全然解らないヨモギ取りより
これで遊んでた方がはるかに楽しい°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
しばらくすると母親が来て
「たくさん取ったから帰るよ」
俺と弟にそう言ってきたので
土手滑りをやめて帰る事にした。
〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓
【野苺】
ヨモギ取りから帰る途中
歩道の脇に小さな苺が咲いてたので
思わず食べたくなってしまい
1つ取って口に入れてみた。
そして食べると甘くて美味しい味を
頭の中で想像してたのに
もの凄い酸っぱさが口の中に広がり
その衝撃で吐いてしまった!
すると母親が「野苺食べたの⁈
凄く酸っぱかたでしょ!」といい
「その苺食べられないのよ!」
と教えてくれたが時すでに遅い。
(ノД`)・゜・。
更に母親が「その苺の食べ方は
ジャムにしないと食べられないから
今度作ってあげるね」そう言って
0