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人を恨むと苦しむのは自分

こんにちは。塩屋むつみです(*^^*)私は心と体のお悩み相談役として活動させていただいております。今日は、人を恨んで失敗した私の体験談。同じように人を恨んで苦しんでいる人にとって参考になれば嬉しいです。中学生のとき、大人に認められることが私の価値基準だった。ところが、どうにも私を好きになってくれない教師がいた。彼のお気に入りは友人のA子。教師らしからぬあからさまなヒイキをする人だった。A子は私と違って美人で頭がよかった。容姿で勝てないと思った私は必死で勉強した。高校は進学校を選んだ。特待生だった。そこでも必死で勉強した。けれど、私は自分で期待していたほど頭がよくなかった。勉強しても勉強しても伸び悩む成績。思い通りいかない現実に打ちのめされた。うつ病になった。受験は大失敗だった。恨みも心のエネルギーのひとつだ。大きな原動力になる。けれど、苦しいときにそれは力になってくれない。恨みの感情は炎のようなもの。 大きなエネルギーではあるが、触れれば火傷する。苦しいとき、恨んでいる相手のあざ笑う顔が浮かんでくる。悔しいし情けない。けれど、力が出ない、立ち上がれない。恨みの感情はこうして自分の首を絞めるのだ。苦しいときに力になってくれるのは、見守り、励ましてくれる人の存在だ。苦しみを受け入れ、共感し、励ましてくれる。そんな人の存在だ。私の場合は家族がそうだった。何度ぶつかっても最後は寄り添ってくれた。おかげで今がある。恨みの感情はできるだけ素早く手放したい。それが無理ならせめて相手に無関心でありたい。憎い相手に考える時間や労力を割くよりも自分を大切にしてくれる人に感謝をしたい。その方が心の健
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こんぺい糖 ーその3ー

ある日、芽衣は派手に弁当箱をぶちまけた。 恥ずかしさに真っ赤になり、あわてて散乱した弁当の中身を掻き集める。 手づかみで空になってしまった弁当箱に詰め込み、花柄の巾着袋に戻すとカバンに押し込んだ。 教室から飛び出すまで、周りの様子など見る余裕はない。 汚れた手を目いっぱい力任せに洗っていると、息苦しくなり外の空気が吸いたくなった。ひとり校庭の隅に座る。悲しさと悔しさと不甲斐なさが、すっぽりと芽衣を覆う。 泣きたかったが、泣くともっと自分が情けなくなるような気がした。 先ほどの光景が嫌でも思い出される。皆、笑っていただろうか、呆れていただろうか。その姿を視界に捉えることは怖くて出来なかった。もう無理だ、もう帰りたい。ただただ、逃げ出したい気持ちが強まる。担任に伝える早退の理由を考えている時だった。「お腹すくやろう?」ふいに目の前に売店の菓子パンが差し出された。 驚いた。自分を気に掛けてくれる人など居ないと思っていた。 そっと顔をあげる。 菓子パンの差出人は同じクラスの河野裕子だった。 その日まで、気にはなっていたものの話などしたことはない。 「…いいの?…河野さんは?」 「私はお弁当があるけん。ほら」 チェック柄のハンカチに包まれた弁当を、顔の横にひょいと持ち上げる。その側には、柔らかく優しい眼差しの笑顔。 同年代の人間から、こんなにホッとさせてくれる温かい笑顔を貰ったのは初めてだった。そして、優しい笑顔は強張っている心を解きほぐすことも初めて知った。 芽衣の隣に腰かけた裕子と、昼食をとりながら少しずつ話をした。 裕子の優しい表情は変わらなかった。嬉しさのあまり、何でも話したくな
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赤い薔薇の彼女【恋愛小説】

いつだってその人は、黒いワンピースでやって来る。至ってシンプルな時もあれば、時に総レースのデザインだったり。彼女はゆっくりと店先に並べたバケツの花をひと通り吟味し、そのまま視線を店内の花に移す。僕は視線が合わないだろうかと期待しつつ、彼女の動きを見守る。いや、正確には瞳を奪われている。しかし彼女は、決して誰とも視線を合わすこともなく、店の中に入ってくる。僕は少しがっかりしながら、けれども同じ室内にいることに毎度喜ぶ。彼女がこの花屋にやってくるのは、決まって水曜日。彼女のこの習慣で、僕の水曜日は特別になった。朝の目覚めも良く、いつもより入念に身支度をする。鏡の前でのチェックは怠らない。それでも彼女の姿を見つけると、抜けているところがあるのではないかと不安になる。店に来るときは、柔らかそうな髪をいつも緩くアップにしている。風のある日はおくれ毛がそよぐ様子に、華奢な首元はくすぐったくないのだろうか…と、余計な心配をしてしまう。いつも化粧っけはない。化粧をするのは勿体ないほどに肌が白い。伏し目がちで花を見て回るので、まつ毛の長さがよくわかる。閉じられた口元はわずかに口角があがり、唇はうすく、ほんのりとピンク色だ。きっと、軽く嚙むだけで赤く染まるだろう。彼女が花を愛でながら、レジに向かって徐々に近づいてくる。そこにいる僕は、胸の内が大変なことになる。こんなにも鼓動が速くなることに嫌気が差す。思春期の男子みたいだ、情けない。側まで来た彼女は、ゆっくりと視線を僕に合わせる。速かった鼓動が熱く溶けていく。「いつもので。」彼女の声はやや低く、少しだけハスキーだ。可憐な風貌にミスマッチで、大人びて
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どれみちゃんが教えてくれたこと

この前ふとおジャ魔女どれみの事を思い出しました~。それで大した内容ではなかったけど、印象に残ってた話がありましてそれが『昇級試験の回』です。≪簡単なあらすじ≫どれみちゃん、はづきちゃん、あいちゃんの3人が昇級試験を受ける事に。これに合格すると相棒の妖精が手に入るので、張り切る3人。試験内容は、うろ覚えですが…試験官のジェスチャーから、試験官が今欲しがっている物を推測し、粘土で作る…だったような。もしくは「この場に相応しい物を作れ」だったかな?試験官は背中を痒がるジェスチャーをします。なので、正解は「孫の手」。はづきちゃんとあいちゃんは正解。しかしどれみちゃんだけ、空の花瓶に目をつけ、花を作ります。よって、どれみちゃんは不合格になりました。この話をリアルタイムで観ていた私は、当時子供ながらに「バカだなぁ」と呆れてしまいました( ・Д・)wしかし今考えると…どれみちゃんは他の人とは違う、個性的な発想が出来る…とも捉えられるので、それは誇っていい才能だな~と思うのです。例えば…倒れてる人を発見したとします。普通の人は救急車を呼んだり、出来る限りの介抱をすると思います。しかしこんな時、どれみちゃんみたいな人なら「近くの病院まで医者を呼びに行く」とかするかもしれません。介抱するならプロに任せるのが一番ですからね。多分、ユニークで柔軟な発想が出来る人は、普通とは違ったアプローチで解決策を導きだすと思います。だから「みんなと意見の合わない私って、頭がおかしいのかも」と落ち込まないでくださいね。あなたのそのユニークな発想力は、強い武器になります。歴史に名を残す偉人達も、人とは違う発想力と視点を
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頑張れない。。。

そんな時があってもいい一人で頑張れないなら誰かの力を借りてもいい頑張れないなら休んだっていい休みことを頑張ったっていい無理はしなくていいんだよ頑張れる時は頑張って頑張れない時は頑張らなくていいんだよ
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貴方は何を選びたい?

貴方がテレビを見るときどんなものを選ぶ?ニュース?楽しい番組?面白い番組?どの番組を見るかは貴方が選べるよね♪それと同じように貴方が見る世界も選んでいい辛い悲しいそういうことに注目をするのか楽しいこと嬉しいことそういうことに注目をするのか貴方自身で選んでいい同じ毎日でも楽しいこと探しをするだけでも全然変わってくるから貴方がみたい世界を見つけてみよう♪
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【ココロの話】無力感を感じる時は、小さな変化を重ねること

仕事がうまくいかない。人間関係がうまくいかない。などなど、人生、うまくいかないことが多くあります。しかもそういったことがいっぺんに降ってきたりして。そんな時は、小さな変化を重ねるという手があります。・くたびれてきたハンカチを買い換える・通ったことのない道をウォーキング(ただし治安には気をつけて!)・手帳の連絡先をメンテする・日記に前向きなことを書いてみる・歯のクリーニングに行ってみるなどなど、自分をちょこちょこメンテするというのをやってみる。運気を上げることは大切ですが、それ以上ひどい状態にしないことも大切です。時には守りの姿勢で。
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