自然の治癒力(共感と同調)
東京に緊急事態宣言が解除された時、飲み友とカラオケスナックで待ち合わせをして一緒に飲んだ。
久々に集まって飲んだので話が弾み、会話だけで3時間があっという間に過ぎ楽しい時間を過ごした。飲み友は明日仕事があるからと先に帰り、私はもう少し飲んでいくと1人店に残り、店の人に促され、ボックス席からカウンターに移動した。
店には何度も行ってるが飲み友と一緒なので、店の人の顔は知っているが、二人で話すのはその時初めてだった。当たり障り無く、緊急事態宣言解除になって、久々に都心に行った事を話した。
いつも帰りに寄って来る、複合施設で食事をし、ウィンドウショッピングをしながら、気に入った洋服を買うのが楽しみだけど、お気に入りの店は閉店しシャッターが閉まってた。
しかもその店だけではなく、洋服が売っているファッションフロアは、軒並み閉店してシャッターが閉まっていた。緊急事態宣言中、飲食店は協力金がもらえるが、物販店はもらえないし、コロナで人出も減って売り上げが減ってしまったのだろう。
テナント料も高いだろうから、毎月の固定費の支払いができなくなってしまったんだろうね。と話していたら、彼女(店の人)は「私、電車に乗れないのよ」と言った。聞くと、何が原因なのかわからないんだけど、急に閉所に対する恐怖心が出たことがあって、それから不安で不安で公共交通機関やエレベーターに乗れなくなったと言った。
ツーリングにも行ってたらしいが、トンネルを通る事もできなくなって、今はツーリングも出来なくなってつまらない。と吐露した。子供の頃になにかあったの?と聞くと、身に覚えはないと答えたので、顕在意識の記憶に残って無く
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