絞り込み条件を変更する
検索条件を絞り込む

すべてのカテゴリ

2 件中 1 - 2 件表示
カバー画像

気楽に読んでください、呼吸のおはなし ~その18~

前回は、坐骨を掌で受け入れることをご提案しました。読者の方で果たしてどれくらいの方が実際にやってみられて、そして、どのようなご感想をお持ちなのかを知る術が無いのがもどかしい限りです。もしも、わたしの意思とは関係なく営まれ続ける呼吸をほんの一時(いっとき)でも眺めることが出来たなら、よく深呼吸を促された時に出て来る「息を吸う、息を吐く」といった極めて能動的な言い回しは頭に浮かばなくなったのではないでしょうか。体は只静かに空気を迎え入れて、そして排出しています。この、体がひとりでに只静かに遂行してくれている呼吸に、ちょっと自意識でもって、“吸う”と“吐く”という“行為”をプラスしてみてください。正直、どのようにお感じになるでしょう。このような自意識による呼吸への積極的な介入が始まった瞬間、それまでの全く体にお任せしていた呼吸の時には感じなかったある種の緊張が、大なり小なり発生する、体の中を走るのを感じませんか。呼吸とは、息を吸ったり吐いたりする行為の事ではなく(それも呼吸というしか無いのですけれど)、体が空気を迎え入れて排出する自然の営みのこと、という風に、認識を新たにしてみては如何でしょうか。ご参考までに、時折「息は鼻で吸うのか口で吸うのかどちらでしょう」という質問をされますが、どちらも不可能です。これは屁理屈に聞こえるかも知れませんが、呼吸に関して言いますと、極論、鼻も口もどちらも単なる出入口・通り道に過ぎません。鼻にも口にも、空気を気管から肺へと届ける能力は無いのです。口には、例えばストローで吸う行為のように、確かに吸引する能力が備わっていますが、あれは頬の内側を狭め、更に奥
0
カバー画像

気楽に読んでください、呼吸のおはなし ~その15~

どうですか、体が勝手にやってくれている呼吸、ほんのひと時でも感じることは出来ましたでしょうか。気が付いたら寝てしまってた人、良かったです。普段から頑張っている分、今は眠った方が良いと体が導いてくれたのかも知れません。至福の時ですね。集中しすぎて、色んな情報と出会い過ぎて緊張した方も中には居たかも知れません。そうなって来ると、そこまでのプロセスを一回リセットするように、大きなため息が「ほーーー⤵⤵⤵」と溢れ出したり。いずれにしましても、よっぽどこの、今ある呼吸を眺めてみるだけのことが気持ち良い、心地好い方以外は、そんなに長時間やらなくても良いと思います。修行でもありませんし、我慢して何とかなるものでもありません。あんまり楽しくもなく興味も湧かない時は無理する必要は無いのです。普段フル稼働させている脳を急に休ませようとしたら心配になる、そんなこと大いにあり得ますもんね。社会で存在感があり過ぎて、休むのが不安になっちゃってる人って結構多いと思います。それと同じなんだと思うのです。急ぐことはない、急ぐ理由なんか何処にも無い。私が頑張らなくても息づいているものを実感する為に私が頑張ってしまっては元も子もないですからね。少しだけおさらいしますと、息を排出する仕事は、息を取り込んで拡張した体が、元から備わっている収縮力・元の大きさに戻ろうとする作用と、それともう一つ、地球の表面で暮らしている限り逃れられない引力とか重力と呼ばれるものの影響も手伝って、自分の意識に関係なく行われている営みであること。息を体内へと取り入れる仕事は、今全身にどれ位の量の酸素が必要かに応じて、それを担当する脳が、これ
0
2 件中 1 - 2