知識はあるけど理解がないどうしようもない受験生へ
基礎知識を深めるABprojectでは基礎基本を徹底的に追及するスタイルで添削指導を進めています。ただ、受講生に多いのは、「知識はあるけど、理解がない」という状態です。基礎力を高めていくためには、単に知識があるだけではダメです。それを深めていかなければ。それをどうするかが今回のテーマになります。結論から申し上げます。「知識はあるけど、理解がない」状態にとどまっているのは、知識の使い方を知らないからです。多くの方は、法律を学ぶ過程で個別の法知識の使い方に触れているだけです。使い方を学んでいるように見えて、実は、法律問題の解決過程や論理を覚えているだけなのです。既知の論点なら解けるけど、未知の論点にはさっぱり手が出ないという経験はありませんか。知識の使い方を知るとは、法律論全般に共通する論理の組み立て方を知るということです。これがわかると、既知の問題はもちろん、未知の問題も自分の持っている知識を使いながら、自分の言葉で解決に導くことができるようになります。法律家や研究者らが日々仕事ができるのは、知識の使い方を知っているからに他なりません。ということは、法律学習者が学ぶべきことは、知識だけではなく知識の使い方だということになります。そのことに触れたのが「法学のコンパス1・2」です。基礎知識を深める練習ただ、一つ問題があります。法律の使い方は、説明されてすぐにわかるものではないということです。例えば、ハサミをイメージしてみてください。紙を切るだけならすぐに出来るかもしれません。しかし、他人の髪を切る、紙を切って芸術作品を作るなど、その難易度が上がったらどうでしょう。その奥深さに気付くは
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