急な出来事の中で、気を乱しすぎないために
朝の予定は、きれいに進むときほど崩れやすいものだなと、ときどき思います。先日も、出かける直前になって小さな予定変更が重なり、確認していたはずのことが一つずつずれていきました。たいしたことではないのに、そういうときに限って気持ちだけが先に慌ただしくなります。手は動いていても、心が追いついていない。そんな感覚がありました。こういう突発的な出来事が起きたとき、人は出来事そのものよりも、そこから一気に広がる想像に揺さぶられることがあります。このあとも崩れるのではないか。今日一日うまくいかないのではないか。そんなふうに、まだ起きていない先の流れまで心が取りに行ってしまうのです。実際には、目の前で起きていることは一つなのに、心の中ではいくつもの出来事にふくらんでいきます。東洋思想では、乱れは悪いものとして切り捨てるというより、気の偏りとして見ていきます。急な変化に触れたとき、気は上にのぼりやすく、呼吸は浅くなり、判断も速さばかりを求めがちになります。そんなときに無理に落ち着こうとすると、かえって内側がこわばります。まず必要なのは、整えることを急がないことなのだと思います。乱れたなら、乱れたと気づく。それだけで、流れは少し変わり始めます。四柱推命でも易でも、流れには勢いのある時と、いったん立ち止まって見直す時があります。何かが急に起きる日は、外から予定を壊されたようでいて、実は自分の内側の偏りを教えられていることもあります。詰め込みすぎていなかったか。余白をなくしていなかったか。自分の力だけで運ぼうとしていなかったか。突発的な出来事は、流れに逆らわず向きを変える練習をさせてくれることがありま
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