人間力:見えない世界
見える世界の奥に潜む見えない世界40年間でお会いした、長年継続経営している方、指導者として活躍されている方、人格を感じる方は、
共通して、いつも 『見えない世界』 の話をしておられます。
『見えない世界』 とは、人それぞれに働く 「心理・エネルギー・社会性・運命運気」 の世界です。
人間には、それぞれ生まれ持った “能力や感性” “個性や人間性” 等の原石や可能性、それがつくる “人間関係や繋がり” が備わっています。若い頃は、ついつい自分の現実(見えている世界)に流されて、
自分にしかない “能力や感性” “個性や人間性” を見失ってしまいがちです。
しかし、長年継続経営したり、指導者として活躍されている方、人格を感じる方は、どなたも共通して、この 『見えない世界』 で話をされます。一言にまとめると、とらわれてしまう自分の現実(見えている世界)は、
全て『見えない世界』 の上で発生している現象に過ぎないのです。
例えば、会社や家庭でも、社員や子供に指導や意見をする際、
どういうコミュニケーションしているでしょうか。
「貴方の為よ。」「君の事を思って。」等という言葉は添えたとしても、
相手がおかれている状況や状態を前提にしないと、
逆に反感をかったり、人間関係にまで影響したりしてしまいます。
相手はどういう状況にあったのか、どういう心理だったのか、自分は、どこまで相手を理解し出来ていたのか等々、そんな『見えない世界』 の理解が、結果を大きく左右します。自分自身に対してもそうです。
自分は、どんな精神状態でいるか、どんな人間関係を造っているか、そのベースとなる生活はどうなっている
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