「熟田津(にぎたつ)に船乗りせむと。4度の嵐を越えて、私が漕ぎ出した理由」
【迷える心に光を灯す・心の道標】【REBORN】(あきら)です。万葉集に、こんな有名な歌があります。「熟田津(にぎたつ)に 船乗りせむと 月待てば 潮もかなひぬ 今は漕ぎ出でな」 (熟田津で船を出そうと月を待っていると、潮の流れも良くなった。さあ、今こそ漕ぎ出そう!)かつての私は、嵐に翻弄され、難破したボロボロの小舟でした。 4度の脳梗塞という激しい波に打たれ、真っ暗な海で「もう、潮時(しおどき)だな」と自嘲気味に笑っていました。お酒に溺れて現実から逃げていた頃の私は、月を見る余裕さえなかった。 「あきら、お前はもう、陸(おか)に上がることもできないのか」 そんな自分自身の心の叫びを、ただ聞き流す毎日。けれど、不思議なものですね。 あんなに荒れていた海も、止まない雨も、いつかは静まる時が来る。 リハビリの帰り道、ふと見上げた夜空に、凛(りん)とした月が出ていました。 その光を見た瞬間、なぜか、実家の鰹節屋で父が、何枚もの鰹節削り機の刃を整えていた、あの「カランカンカン コンコン」という小気味よい音が胸の奥で響いたんです。「あきら、船を直せ。まだ、行ける場所があるぞ」その声に導かれるように、私は星を読み、カードを手に取りました。 ボロボロだった私の小舟は、あの時私に生きる道標として出合わせて下さった。占星術という羅針盤を手に入れ、タロットという新しい帆を張りました。今、私はようやく「魂の再出発」という名の船出をしました。【占い鑑定士の道へ!魂の再出発】私の鑑定は、立派な豪華客船の旅ではありません。 けれど、同じように嵐に遭い、波に飲まれそうになり、震えているあなたの隣に、そっと小
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