“ちゃんとしなきゃ”のスイッチが切れないあなたへ。心理学が教える“気を張り続ける心”の休ませ方
気づくと、ずっと力が入っている何か特別なことがあったわけではない。でも、なぜかずっと疲れている。家に帰っても気が休まらない。人といるときだけでなく、一人の時間でも緊張が抜けない。そんな状態になることがあります。それは、“ちゃんとしていなければいけない”という意識が、心の中でずっと働き続けているからかもしれません。“ちゃんとしなきゃ”は、自分を守る方法でもあった心理学では、人は不安を減らすために「失敗しないように行動する」ことがあります。忘れ物をしないように気を張る。相手を不快にさせないように考える。期待に応えようと頑張る。こうした行動は、本来は自分を守るための工夫です。ただ、それが長く続くと、“休んでいても心だけ働き続ける状態”になってしまうことがあります。緊張が続くと、心は安心の感覚を忘れていく気を張り続ける人ほど、「休み方が分からない」と感じやすくなります。ぼーっとしているだけで落ち着かない。何もしていないと、不安になる。ついスマホを見たり、次にやることを探したりする。これは怠けではなく、心が“常に動いていないと危険”だと覚えてしまっている状態に近いのです。だからこそ、疲れているのに回復しづらくなることがあります。“何もしない時間”に慣れていくことも大切心を休ませるためには、「完璧に休もう」としなくても大丈夫です。少し深呼吸をする。静かな飲み物を飲む。予定をひとつ減らしてみる。そんな小さな緩みでも、心には意味があります。ずっと頑張り続けてきた人ほど、急には力を抜けません。だからこそ、「少しだけ気を張らない時間」を増やしていくこと。それが、心に安心を取り戻していく第一歩なのだ
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