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そっと案内するという、小さな橋渡し

今日は、病院でよく見かける “小さな不安” のお話をそっと書きました。医療現場で働いていると、 日々さまざまな“不安”と出会います。 自分の症状が心配…。待ち時間はどれくらいだろう…。 どんな先生が診てくれるのかな…。こうした不安はもちろん自然なものですが、 わたしが現場で感じる“多くの人に共通する不安”が、実はもう一つあります。 それは── 「院内のどこに何があるのか分からない」 という不安です。 クリニックのような小さな医療機関なら迷うことは少ないのですが、 中規模以上の病院になると、入口からすでに情報が多すぎます。 総合受付 紹介状受付 書類受付 再来受付 入ってすぐ、ずらりと並ぶ窓口。 さらに診療科は1階・2階と分かれ、 採血室、レントゲン室、リハビリ室……。初めて来た方にとっては、「本当にこの道で合っているのかな…?」 そんな不安がずっとつきまといます。 実際に、わたしが院内を歩いていると、 よく患者さんから声をかけられます。 「○○室は、どこにありますか?」 特にお一人で来られた高齢の方は、 心細そうに、少し申し訳なさそうに尋ねられます。 そんな時は、できるだけその場所まで一緒に歩いていきます。 ほんの数分のことですが、 案内を終えると、皆さんほっとした表情で 「ありがとう」と言ってくださいます。 人は、 “自分だけが分かっていない” と感じると、不安が一気に大きくなるものです。 院内のスタッフにとっては当たり前の構造でも、 初診の方にとっては迷路のように感じられる。 その気持ちはとてもよく分かります。 少し余談ですが── わたしもお休みの日にモーニングへ行くとき、
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