ペットボトルの蓋と、人生の予想外
恋歌です。 いつも鑑定におこしくださりありがとうございます🌸電車の中で、ちいさな優しさに出会った日先日、出かける用事があって電車に乗りました。車内はほどよく空いていて、がたんごとんと揺れる感じもなんだか心地よくて。 ぼんやり窓の外を眺めながら、静かな時間を過ごしていました。そういえば喉が渇いたなと思い、駅で買ったお水を飲もうとしたんです。…… ところが。ペットボトルの蓋が、開かない。え、こんなに開かないことある? と思うくらい、びくともしないのです。何度か挑戦してみたものの、ぜんぜんダメで、もうこれは諦めよう、と。「降りてからゆっくり考えようかな」そんなふうに思っていたら、お向かいに座っていたご婦人が、すっと輪ゴムを差し出してくださいました。「これを使うと開けやすいわよ」そのひと言が、とても自然でやさしくて。輪ゴムを蓋にかけて回してみたら、あんなに頑固だった蓋が、するっと開いたのです。思わず「わぁ……!」と声が出そうになりました。そして同時に、そのために輪ゴムを持ち歩いていらっしゃるんだと気づいて、なんだかじーんとしてしまったのです。きっとこれまでにも、同じような場面があったのでしょうね。ご自身が困ったことがあるのかもしれないし、誰かを助けたことがあるのかもしれない。そういう経験を経て、そっと輪ゴムをバッグに忍ばせている。なんて素敵な人なんだろう、と思いました。「備えあれば憂いなし」昔からよく聞く言葉ですけれど、まさか電車の中でペットボトルの蓋が開かないという形で実感するとは思いませんでした(笑)でも、本当にそうなのですよね。わたしたちの毎日は、いつ何が起こるかわからない。小さ
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