#274 「キュウリには栄養がない」説、
「キュウリには栄養がない」説、本当なの? みずみずしい果肉が楽しめる「キュウリ」ですが、「栄養が含まれていない」といううわさもあるようです。実際のところはどうなのか、管理栄養士に聞いてみました。キュウリは「栄養がない」野菜?夏野菜の代表格である「キュウリ」。みずみずしい果肉と、皮のパリッとした食感が夏の食卓を彩ってくれる野菜です。しかし一方で、キュウリに対しては「栄養がないって聞いたことがある」「ほぼ水分なんでしょ?」といった声も聞かれ、「栄養がない野菜」といううわさがまことしやかに流れているようです。「キュウリには栄養がない」というのは本当なのでしょうか。その真偽について、管理栄養士の岸百合恵さんに聞きました。キュウリは「ギネスブック」に載っている?Q.まず、「キュウリ」の基本情報を教えてください。岸さん「キュウリは『黄瓜(きうり)』が語源といわれており、完熟すると黄色くなるところを、実が成熟しないうちに収穫したウリ科の野菜です。日本での代表的な品種は、皮が薄く濃い緑色をしていて、果肉が柔らかい『白いぼキュウリ』です。旬は6~8月の夏場ですが、冬も温室で栽培されているため、一年中流通しています」Q.ずばり、キュウリには「栄養がない」というのは事実でしょうか。岸さん「事実ではありません。確かにキュウリは、ギネスブックに『Least calorific fruit』と掲載されています。ただ、これは直訳すると、『最も熱量(カロリー)が低い果実』という意味です。この話が誤解され、『最も栄養が少ない野菜』と広まってしまったといわれています。そのため、『栄養がない』というのは事実ではない
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