自分を信じてくれる人の存在
普段は忘れていてもふとした瞬間に思い出す言葉
はないだろうか
季節ごとの風の匂いや
昔、通った道を歩いた時
何年、何十年も前の記憶が
静かに蘇ってくるときがある僕にとって
最近思い出したひとつが
友達のおばちゃんの言葉だそのおばちゃんは
いつも優しい笑顔で
子どもの目線で話してくれる人だった
特別に何かをしてくれた
というわけじゃない
でも、おばちゃんの笑顔を見ると
なぜかいつも安心できた
子どもの頃も
僕が大人になってからも
おばちゃんは変わらず
同じ優しさで接してくれた
大人になるとそういう人の存在が
どれだけ貴重だったかがわかる
*僕が看護学校に行くことをおばちゃんに話したとき
おばちゃんは
いつものやわらかい笑顔で
「たかくんなら
看護師さんにピッタリやね」
そう言ってくれた
それ以上の話はしなかったが
その言葉がすごく嬉しかった
なぜなら当時僕は20代後半で
紆余曲折を経て
自分を信じる力が弱くなっていたからだ
だからその言葉に
自分を認めてもらえ
信じてもらえた気がした
「自分はこれでいいんだ」
そんなふうに
力が湧いたのを覚えている
今でも
あの時のおばちゃんの笑顔と言葉は
ずっと記憶に残っている
正確に言うと
思い出そうとすると
そのときの情景が目に浮かぶ
*人って、ちょっとした一言で
救われることがある
誰かの何気ない言葉が
何年、何十年経っても
その人を支え続けることがある
言葉の力はとてつもなく大きい
ときには自分の一言で
誰かを深く傷つけてしまうこともある
それもまた事実だ僕が訪問看護や
カウンセリングやコーチング
の仕事をしていて
大切にしていることが
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