You've got a point.
圧倒的な正論を目の前にしたとき、みなさんはどうしていますか。反論できる隙がない、ぐうの音も出ないような正論。それを目の前に突きつけられた時 ─── 私は、黙ってしまうことが多いです。反論したいわけじゃないんですけど、相手の正しさが完璧であればあるほど、こちらの言葉は投げられないボールみたいに、いつまでも手元で持て余してしまうんです。でも黙ることと、納得することは、たぶん違うんですよね。文字通り、正論は正しい。それは本当に、疑いようがない。ただ、ふと思うことがあるんです。正しさって、相手の気持ちを消す権限まで持っているんだろうか、って。あなたの言っていることは圧倒的に正しい。それを間違いだと言いたいわけじゃない。ただ、私には私の感覚があって。私が感じていることも、この世界のどこかに存在していてもいいんじゃないかな?と。 その正論を引っ込めて欲しいとか、私のほうが正論だから!とか、そういうことじゃなくて。 ほんとたったひとつ、私はこう思っているよ、っていうことを「知っていてほしい」。それだけなんですけどね。「知っていてほしい」って、静かな主張だなって自分でも思います。戦わない。ていうかそもそも戦いたくない。でも消えない。正論の正しさをまるごと認めた上で、それでも私はここにいる、と相手に伝えること。私にとっての正論への向き合い方は、たぶんそういうことなのかなと思います。相手を説得しようとしない。同意も求めない。ただ、自分の感覚に居場所を与えること。あなたの正しさの隣に、私の感覚をそっと置いておく。それは弱さじゃなくて、ひとつの誠実さなんじゃないかな。私はそう思ってます。……と相手に伝
0