みちまさストーリー③ 心が限界を迎えた瞬間
薬を服用してから、睡眠時間が一気に長くなりました。初日に寝た時間は、なんと20時間。「自分はこんなに疲れていたんだな」そう感じたのを覚えています。当時は、数多くの着信やインターホンに心が消耗していました。常に誰かに追われているような感覚で、ネガティブな思考ばかりが膨らんでいきました。そして私は、何もかもが嫌になり、最悪の選択をしてしまいました。薬を大量に摂取し、ところどころの記憶はあるものの、感情が分からない状態になっていました。感情が少し戻ってきたのは、次の日の深夜でした。そこから2週間、隔離施設での生活が始まりました。入院している間に、店舗は差し押さえとなり、すべてが終わりました。退院後、いろいろなことを言われました。実家で療養しながら、店舗の賃貸契約についての話し合いにも行きました。結果は、店舗撤退。すべてを手放すことになりました。それでも気持ちは休まらず、自宅に戻りましたが、無気力な状態が続きました。そして限界を迎えたとき、私は実家に戻りました。弁護士事務所に行き、自己破産と倒産の依頼をしました。その時の気持ちは、前向きどころか、「情けない」「恥ずかしい」そんな感情に近かったと思います。時間だけが過ぎていき、何も考えられない日々でした。ただ、財産の整理だけは進めなければなりませんでした。業者を通して処分が進み、車は回収され、自宅も売却。法人の商品や機材も回収されていきました。自分が頑張って積み上げてきた証が、全部なくなっていくのを見て、ただ悲しい気持ちになりました。身体は重くて動けない。悪い感情が出てきたら、薬を飲んで寝る。そんな毎日を過ごしていました。家族には、本当に
0