第14回 数字が苦手な人ほど、創業計画を後回しにしてはいけない理由
創業計画の話をすると、こんな反応をされることがあります。「数字が本当に苦手で……」「計算が得意な人がやるものですよね」「もう少し事業が動いてから考えようと思っていて」数字に苦手意識がある方ほど、創業計画を後回しにしてしまいがちです。ですが実は、数字が苦手な人ほど、早い段階で創業計画に向き合っておいたほうがいいというケースは少なくありません。「数字が苦手」なまま進むと起きやすいこと数字が苦手な状態で創業準備を進めていくと、こんな感覚に陥りやすくなります。・なんとなく不安だけど、理由が分からない・売上がどれくらい必要か、実感が持てない・お金の話になると考えるのをやめてしまうこの状態が続くと、・判断が感覚頼りになる・問題が起きてから初めて数字を見る・「こんなはずじゃなかった」と後から気づくという流れになりがちです。創業計画は「正確な数字」を作るものではありませんここでよくある誤解があります。創業計画というと、「正確な売上予測」「細かい数字の積み上げ」を求められるものだと思われがちです。ですが、最初から正確な数字を出せる人はほとんどいません。創業計画の本来の役割は、・どれくらい売上が必要か・どれくらい支出が出そうか・どこで資金が足りなくなりそうかを大まかに把握することにあります。精度よりも、「考えたかどうか」が重要です。数字が苦手な人ほど「見えない不安」を抱えやすい数字を見ないまま進むと、不安は消えるどころか、むしろ大きくなります。なぜなら、・何が不安なのか分からない・どこが危ないのか見えない状態になるからです。逆に、ざっくりでも数字に触れてみると、・不安の正体が少し分かる・想像より大
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