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【Y-Biz】言えないSOSの壁と相談しやすい職場づくり

はじめに「何かあったら、いつでも相談してくれ」管理職の方なら、一度は部下にこう声をかけたことがあるのではないでしょうか。しかし、その言葉とは裏腹に、誰からも相談が来ない。そしてある日突然、部下が心身の不調を訴えたり、退職を申し出たりする…。これは、多くの職場で繰り返される痛ましいジレンマです。これは決して、特定の個人のコミュニケーション能力の問題ではありません。その背後には、助けを求めることを困難にさせる、構造的な課題が存在します。私たちはこれを「言えないSOSの壁」と呼んでいます。今回は、多くの企業様が直面するこの「壁」の正体を探り、それを乗り越えて、誰もが安心して働ける「相談しやすい職場」をつくるための具体的な方法を、私たちキャリアコンサルタントの視点から解説していきます。1. なぜ部下は「助けて」と言えないのか? 2つの事例から見る「壁」の正体そもそも、「困ったら相談しなさい」というシンプルな呼びかけは、なぜ機能しにくいのでしょうか。大みりん大学の種市先生は、専門的な見地から「援助要請行動(助けを求める行動)」そのものが、多くの人にとって非常に困難な行為であると指摘しています。これは職場に限った話ではありません。例えば、医師の指示通りに薬を飲まない患者さんや、被害を届け出ることができない犯罪被害者の方々のように、「助けを求めた方が良い」と頭で分かっていても、心理的な障壁から行動に移せないケースは数多く存在します。つまり、「助けて」と言えないのは、個人の意欲の問題ではなく、根深い心理的ハードルなのです。「相談しなさい」と個人に求めるだけでは、根本的な解決にはなりません。この
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