月支を得たあなたは幸せ者だ
人の人生を見ると、本当に大事なものを享受して生きても、それに気づかない場合がある。
空気や水がそうではないのか。
四柱推命でも似たような場合がある。それは、命式に日干が自分の季節を得たものだ。
これは本当に祝福だ。
甲乙日干が寅卯辰の月に生まれた命式
丙丁日干が巳午未の月に生まれた命式
戊己日干が巳午未の月に生まれた命式
庚辛日干が申酉戌の月に生まれた命式
壬亥日干が亥子丑の月に生まれた命式
上記の場合が、日干が自分の季節を得た場合である。
日干が自分の季節を得たという意味は、生活の基盤で自分が持っている力量を120%発揮できるという意味だ。
もちろん、日干が自分の季節に会ったからといって、無条件に成功するわけではない。(命式は8文字だから)
しかし、成功と失敗の結果を離れ、自分の力量を120%発揮できるということ自体が大きな祝福だ。
自分の行動に後悔を残さず、他人の注目を浴びながら(四旺地の月)、どこに行っても堂々と暮らせる条件を備えた人生だからだ。
しかし、当事者はそれが祝福だと思っていない。生まれつきの才能を持っているから当然のことだと思っている。
日干が自分の季節を得られない場合、それも日干と月支が相剋になる場合は生きるのが大変だ。
生活の場で自分の力量を完全に発揮することは難しく(そのような機会が与えられないため)、成功すると言っても多くの難関にぶつかる。
例えるなら、このような場合だ。
自分の季節に生まれた人とそうでない人の違いは、白人がMLBで選手生活を送るのと東洋人がMLBで選手生活を送るのと同じだ。
同じ実力なら、有色人種の選手よりは自国民の白人にもっと多くの
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