看護師から記録を書く時間が足りないと言われたら。|通所介護の記録
私は、介護事業所の運営・人事・委員会などの実務を支援する者として、現場で起きやすい課題を整理し、発信しています。「記録を書く時間がありません」この言葉を、看護師から聞いたことがある管理者・リーダーの方も多いと思います。ただ、その背景まで具体的に共有される機会は、意外と少ないのではないでしょうか。看護師自身、・うまく時間を使えていないのでは・要領が悪いと思われたくない・忙しいのはみんな同じだからそう感じて、具体的には口に出さないこともあります。「時間が足りない」と言ってもらえるだけ良いかもしれません。しかし、記録が効率的に書けない状況は、個人の能力や意識だけで説明できるものではありません。「時間が足りない」と言われたときにどう改善していくとよいのか。今回の記事ではそのヒントをお伝えしたいと思います。記録の書きづらさは看護業務の構造にある記録を書くのが遅くなったり、後回しになったりする状況は、個人の能力や意識だけの問題ではありません、。通所介護で働く看護師の業務は、そもそも「途中で止めにくい」構造になっています。看護師の仕事はすきまがない通所介護の現場で、看護師が担っている業務は、・バイタル測定・状態観察・処置や判断・介護職からの相談対応など、どれもが重なり合っています。そこに、・体調不良者の対応・口腔機能訓練・トイレ介助などが加わると、「記録を書く時間」と区切れる場面は、実際にはほとんどありません。そのため、あとでまとめて書こうと思っていた記録は、断片的に思い出しながら書く形になりやすいのです。これは、「段取りが悪いから」ではなく、現場の構造上、起こりやすいのです。病院で身につけ
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