「安定した人と付き合うの、怖いんです」――ユーモアに惹かれる女性が気づいた本当の理由
「好きなタイプ」が分からないカウンセリングルームのソファに座ったユウコは、少し緊張した様子で視線を落としていた。ユウコ「あの...なんか、変な相談かもしれないんですけど」ダイキ「大丈夫ですよ。どんなことでも、ユウコさんが話したいことを聞かせてください」ユウコ「実は、最近...職場の人から告白されて」そう言ってから、ユウコは小さく笑った。ユウコ「32歳にもなって、告白されたとか言ってるの、なんか恥ずかしいですよね」ダイキ「そんなことないですよ。年齢に関係なく、誰かから好意を持たれるって、嬉しいことでもあり、同時に悩ましいこともありますよね」ユウコ「そうなんです。嬉しい反面、どう答えたらいいのか分からなくて...」少しの沈黙の後、ユウコはゆっくりと言葉を続けた。ユウコ「その人、すごくいい人なんです。真面目で、仕事もできて、優しくて。でも...」ダイキ「でも?」ユウコ「なんか、ピンとこないっていうか...それで、自分でも不思議に思って。何がピンとこないのかって考えたら、たぶん、その人があんまり面白くないからかなって」ユウコはそう言いながら、少し罪悪感のある表情を浮かべた。ユウコ「ひどいですよね。真面目ないい人なのに、面白くないからって理由で断るなんて」ダイキ「ユウコさんにとって、『面白い』って、どういうことですか?」ユーモアって何だろう?ユウコは少し考え込んでから、答えた。ユウコ「う〜ん...なんていうか、一緒にいて笑えるっていうか。話していて楽しいっていうか」ダイキ「なるほど。では、これまで好きになった人は、そういう『面白さ』を持っていましたか?」ユウコ「...あ、そういえば」ユウ
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