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少し外に出す、という選択

最近、あらためて感じていることがあります。 こういう場所にいると、どうしても「どう見せるか」とか「どうすれば選ばれるか」に意識が向きがちになります。 それも大切なことではあるのですが、気づくと少しだけ、自分の軸から離れそうになる感覚が出てくることがあります。 そんな中で、やっぱりここなんだな、と感じた時間がありました。 あるご相談者さんが、途中、涙声になりながらも話し続けてくださったこと。 言葉が途切れそうになりながらも、それでも伝えようとしてくださったこと。 その時間に触れながら、こちらも静かに心が揺れるような感覚になることがあります。 その方が過ごしてきた時間や、抱えてきたものに、ほんの少し触れさせてもらっているような感覚です。 ただ同時に、少し引いたところで全体を見ている自分もいます。 今どんな状態なのか。 どんな言葉が、その方にとって負担にならないのか。 寄り添いながらも、崩れすぎないように。 その間の、ちょうどいい場所にいられるように。 そして最後、少しだけ空気が変わる瞬間があります。 ふっと力が抜けたように、やわらかい声になることがあります。 少しだけ呼吸がしやすくなったような、そんな変化です。 そういう時間があるから、思うのです。 見せ方よりも大切なものが、やっぱりあるのだと。 話しているうちに、涙が出てしまうこともあります。 でも、それは無理に止めなくていいものだと思っています。 もし今、頭の中がうまくまとまらない状態であっても、 きれいに話そうとしなくて大丈夫です。 言葉が途切れても、順番がバラバラでも、 出てくるところからで十分です。 ひとりで考え続けている
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相談しようか迷っているあなたへ

「こんなことで相談していいのかな」「もっとつらい人がいるんじゃないかな」心理カウンセリングを考えたとき、多くの方がこんなふうに迷います。実はその迷い自体が、心がそっと出しているサインなのかもしれません。私はこれまで15年間、カウンセリングルームを運営し、本当にさまざまな悩みや気持ちに触れてきました。論理療法、認知行動療法、交流分析、ゲシュタルト療法など、いくつかの心理学派を学びながら、「この人には今、どんな関わり方が合うのだろう」と考え続けてきました。ただ一つ、どの学派にも共通している大切なことがあります。それは、悩みの重さを比べないこと、そして“正解”を急がないことです。はっきりした悩みがなくても大丈夫です。話がまとまっていなくても、言葉に詰まっても構いません。「なんとなく苦しい」「理由は分からないけれど疲れている」そんな状態で来られる方も、実際にはとても多いのです。人は一人で考え続けていると、同じ考えの中を行き来してしまいがちです。でも、安心できる場で話し、気持ちを受け止めてもらうことで、少しずつ思考や感情に余白が生まれていきます。必要であれば、考え方の整理や視点の切り替えをお手伝いすることもありますが、それは無理に変えるためではなく、「選べる幅」を増やすためのものです。心理カウンセリングは、弱い人のためのものではありません。自分の心を大切に扱おうとする、とても誠実で勇気のある行動だと私は思っています。もし今、相談しようか迷いながらこの文章を読んでいるなら。その気持ちを、どうか置き去りにしないでください。答えが出なくても、前向きになれなくても大丈夫。あなたのペースで、あなた
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