どうしようもないときの解決方法
どうしようもないとき、人はつい自分の頭の中で解決方法を探そうとします。過去の経験、知識、考え方を総動員して、何とか打開策を見つけ出そうとします。でも、自分の頭の中の引き出しではどうにもならないときがあります。どれだけ考えても同じところをグルグル回ってしまい、答えが見つからないどころか、余計に苦しくなっていく。そんなときは、「考えない」という選択が正解です。だって、解決策はもう自分では見つけられないのだから。ここで一度、もう考えるのやーめた!と言ってみましょう。つまり、自分で何とかしようとすることを、一旦やめてみるのです。次にやってほしいのは、身体の感覚に意識を向けることです。呼吸は浅いか深いかお腹は緊張しているか肩や首に力が入っていないか足の裏はどんな感覚かそうすることで、普段フル稼働している左脳から離れ、右脳へと意識を移すことができます。右脳は、現実的な思考を司る場所ではありません。直感やひらめき、大きな流れとつながる回路です。そして、身体の神経系とも深く結びついていて、全身に巡っています。つまり、答えは頭ではなく、身体が知っているのです。ただただ、身体の感覚に身をゆだねる。良い悪いの判断をせず、分析もせず、今感じていることをそのまま感じる。それだけで十分です。たとえば、支払いが明日に迫っていて、今の自分ではどうしようもないと思える状況があるとします。そんなときこそ、一旦考えるのを諦めて、身体の感覚に集中します。すると、ふっと別の考えが浮かんできたり、自然と誰かに連絡しようと思えたり、思いもよらない形で状況が動き始めたりします。これは努力してひねり出した解決策ではありません。
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