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体が動かなくなって気づいた、私にできる「バトン」の渡し方。看護師歴25年の私が、国試サポートを始めた理由

【はじめに:AIとの会話で見えた「今の国試」のリアル】 きっかけは、普段仕事のパートナーとして使っているAIとの、何気ないやり取りでした。 ふと話題が「看護師国家試験」のことになり、AIに最新のデータや過去問の傾向を出してもらったんです。 そこで私は、ある変化に釘付けになりました。それは、国試の合否を左右する「状況設定問題」です。 配点こそ120点と、私が受験した頃と大きな変化はありません。 しかし、中身の「質」と「難易度」が、昔とは比べ物にならないほど上がっていたのです。昔の問題は、比較的シンプルな事例が多く、「知識」があれば解けるものが中心でした。 でも、今の問題を見て驚きました。 登場するのは、高齢で、複数の持病を抱え、さらに家庭環境も複雑……という患者さんばかり。「Aの病気だからBをする」という単純な話ではなく、「複雑に絡み合った状況の中で、何がベストか」を問われている。 現場では当たり前に行う判断を、資格試験の段階から問われている。「今の学生さんは、紙の上でこれほど複雑な臨床判断を求められているのか」 AIとの会話がなければ、私はこの「難化の正体」に気づかないままだったかもしれません。【転機:25年の臨床と、ワークスタイルの変化】 私はこれまで25年間、看護師として現場を走り回ってきました。 特に長く携わってきたのは、判断の難しい高齢者看護と終末期看護の現場です。  正解のない問いに向き合い、患者さんとご家族の心を支える日々は、私にとって誇りでした。 しかし、難病を患ったことで、私の働き方は一変しました。 以前のように、ナースコールに反応して病棟を駆け回ったり、入浴介
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