スキニーを脱いで、息を吐く。
きつめのスキニーパンツを脱いだとき。ネクタイを外して、首元に風が通ったとき。思わず「あ〜〜…」って声が出る、あの瞬間。今日、そんなゆるむということについて、ふと考えていました。ヨガのレッスンで「ゆるめていきましょう」と伝えることがよくあります。でもそのたびに、ちょっとだけ気になっていたんです。「ゆるめるって、実際どんな感覚なのかな?」って。頭ではわかっていても、体感としてピンとこない方も、きっといたんじゃないかなと思っていて。でも、あのスキニーを脱いだときの感覚。あれはまさに、“ゆるむ”の正体にすごく近い気がしています。履いているときは気づかなくても、脱いだ瞬間に、からだがふうっと息を吐いてる。ああ、知らないうちに、ずっと緊張してたんだなって気づかされるんです。ゆるめるって、ただだらけることじゃなくて、「もとの呼吸に戻る」こと。頑張っていたことに気づいて、自分を許すこと。そして、息を吐くことって、とっても大事。呼吸をととのえるだけで、心も身体も、静かにほどけていくから。「声に出す」「言葉にする」ことも、実はそれだけで、少しだけ“ゆるむ”きっかけになってくれます。たとえば、「疲れたなあ」ってひとこと。「もうがんばったよね」って声に出すこと。それだけで、内側に溜まっていた緊張が、するすると流れ出していくような気がします。毎日、知らないうちにたくさんのことを抱えて、自分に“ピッタリしすぎるスキニー”を履かせていないかな?ときどきは、ゆるめて。息を吐いて。そして、やさしい声で自分を包んであげてくださいね。
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