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武藤敬司さんの出版記念イベントで私が起こした大きなミスとは?

カレーの匂いで満たされた、忘れられない一日 元プロレスラー・武藤敬司さん。 今ではバラエティ番組にも引っ張りだこですが、私にとっては小学生の頃からずっと憧れ続けてきたスターです。 そんな武藤さんの自伝を、漫画形式で一冊まるごと作る——。 編集者としてこれほど幸せな仕事はありませんでした。 取材で何度もお会いしたとき、私が感じたのは「テレビのままの人」ということ。 裏表がなく、豪快だけれど繊細で、話すたびにプロレスへの深い愛情が伝わってきました。 そして、いよいよ本が完成。 私たちは「出版記念サイン本お渡し会」を企画しました。 会場は神保町の名書店・書泉グランデ。プロレスファンにも馴染みの深い、あのイベントスペースです。 限定チケットは即日完売。 司会はプロレスに詳しい私が務めることになり、胸が高鳴りっぱなしでした。 しかし…… このあと、私の“ある判断ミス”が、会場をカレーの香りで満たしてしまうことになります。 神保町といえばカレー…その思い込みが悲劇(?)を呼んだ イベント当日は、午後の早い時間からスタート。 「武藤さんに神保町のカレーを味わってほしい」 そう思った私は、勝手に張り切ってしまいました。 神保町は言わずと知れたカレーの激戦区。 長年、御茶ノ水の主婦の友社に勤務していた私は、周囲の飲食事情にはそれなりに詳しいつもりでした。 その中でも、私のお気に入りは カレー専門店『エチオピア』。 スパイスの香りと深いコク、クセになる味わい。 「これは絶対に喜んでもらえる!」——そう信じて疑わなかったのです。 スタッフ人数分を事前に注文し、ピックアップして会場へ。 控室で「先にご
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