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いらない言葉を捨てる勇気|わかりやすい議事録を書くために。

私は、介護事業所の運営・人事・委員会などの実務を支援する者として、現場で起きやすい課題を整理し、発信しています。もしあなたが、会議のたびに「結局、何が決まったんだっけ?」と頭を抱えていたり、部下が書いた「わかりづらい議事録」に絶望していたりするなら、知っておいてほしいことがあります。議事録作成は、センスの問題ではなく、「何を捨て、何を残すか」という明確な技術があるかどうかの差です。昔の私は、会議を「議事録」で攻略することに快感を覚えていました。 「話を聞く」「理解する」「要約する」「キーボードで打ちこむ」。この4つの工程をリアルタイムで回し、会議終了と同時に議事録を提出する。「議事録を書くだけの係として雇われたい」と本気で思っていたほどです。しかし時は経ち、勤め先を変わり、先日、何年かぶりにその役を引き受けてガックリきました_| ̄|○ かつての自分なら余裕だったはずの集中力が続かない。それどころか、流れてくる言葉の群れに強い「ノイズ」を感じるようになっていたのです。会議で「中身のない会話」の正体を見抜く心の眼議事録当番として会議を観察していると、ある残酷な事実に気づくことがあります。 それは、「たくさん話している割に、実は大した内容を話していない人がいる」という点です。・同語反復: 同じ主張を、言葉を換えて繰り返しているだけ。・文脈の迷子: 結論のないエピソードトークで時間を浪費する。・責任の回避: 専門用語やカタカナ語を並べて、何かを言っている風に見せているだけ。議事録初心者は、これらすべてを真面目に記録しようとしてパンクします。しかし、慣れているとすぐに察します。「この5分
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5回シリーズ その3 介護現場の人間関係を変える「尊厳の構築術」:ご利用者・ご家族・職員と共に創る、満足度の高いコミュニケーション

【第3回】 ご家族様編:罪悪感とクレームを「協働関係」に変える対話術 3-1. クレームの裏側にある心理:罪悪感・喪失感・不安を理解する 「父のシャツのボタンが一つ掛け違っていた」「母の髪が少し乱れている」。介護現場で働く私たちは、時に些細に思える事柄について、ご家族から厳しい指摘を受けることがあります。その言葉の強さに戸惑い、「クレーマー」や「難しいご家族」とレッテルを貼ってしまいがちです。しかし、その厳しい言葉の裏には、ほとんどの場合、深く複雑な心理が隠されています。 多くのご家族は、愛する人を施設に預けるという決断に至る過程で、計り知れない葛藤を経験します。「自分がもっと頑張れば、家でみられたのではないか」「施設に入れることは、親を見捨てることではないか」という、強い罪悪感や自責の念に苛まれているのです。同時に、かつてのような親子関係ではいられなくなることへの喪失感や、専門的なケアの場で本当に大丈夫なのかという強い不安も抱えています。 この心理状態を理解すると、クレームの本質が見えてきます。シャツのボタンに関する指摘は、単にボタンそのものへの不満ではありません。それは、「あなたは私の親に、ちゃんと注意を払ってくれていますか?」「私は、信頼できる場所に親を預けるという正しい選択をしたのでしょうか?」という、心の叫びなのです。つまり、クレームとは、ご家族が抱える罪悪感や不安を解消し、安心感を得るための、不器用で歪んだ「関わりを求めるサイン」と言えます。この視点を持つことで、私たちは「難しいご家族」を「深い苦悩を抱えたご家族」として捉え直し、対立ではなく、共感から対話を始めるこ
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