絞り込み条件を変更する
検索条件を絞り込む

すべてのカテゴリ

1 件中 1 - 1 件表示
カバー画像

「羨ましさと誇らしさ、その両方を抱えて生きていた」

比べてしまう気持ちと、誇らしく思える気持ちと シングルマザーで子育てをしていた頃、 どうしても人と自分を比べてしまう瞬間が ありました。 「いいな、あの人はパートナーがいて」 「羨ましいな、余裕がある暮らし」 そんな気持ちがよぎると、 胸の奥が少しだけざわつきました。 けれど同時に── 「私は、私にできるすべてをやっている」 そう思える自負や意地もありました。 その意地は、誰に認められなくても 自分だけは自分を褒めてあげたい、 そんな願いとつながっていたように思います。 羨ましさと誇らしさ。 現状を受け入れる潔さと、 まだ受け入れきれない揺らぎ。 その両方を抱えていたのが、当時の私でした。 思い返せば、あの頃の私は 「揺れてはいけない」 と自分を叱咤していました。 でも本当は、人と比べてしまう弱さも、 精一杯やっている自分を誇らしく思う強さも、 どちらも私自身。 その両方を抱えながら歩いていたからこそ、 なんとか毎日を越えてこられたのだと思います。 今なら、あの頃の自分に言ってあげたい。 「よくやってたよ。比べてしまう気持ちも 認めてあげてよかったんだよ」と。 不完全なままでも、ちゃんと生きていた。そのことを、いまの私が誇りに思っています。
0
1 件中 1 - 1