他人に嫌われないように生きる疲れと、自分を守るための「自分軸」
―受け入れてもらえていない感覚は、孤独そのもの―
「どうしたら周りに受け入れてもらえますか?」
カウンセリングや相談の場で、よくいただく質問です。
受け入れてもらえていない感覚って、本当に辛いですよね。
自分だけ輪の外にいるような、つながりが断ち切られてしまったような――そんな孤立感。
なぜ、これほどまでに心が重くなるのでしょうか。
それは、「もし今、何かあったとき、自分はきっと誰にも助けてもらえない」という不安が背後にあるからです。
人は社会的なつながりの中で安心感を得て生きています。
だからこそ、永続的な関係において「受け入れてもらえていない」と感じることは、そのまま「孤独」につながります。
そして、孤独は心をじわじわと蝕みます。
私たちは、それを避けたい一心で「どうすれば受け入れてもらえるか」と考え続けるのです。
1.ご機嫌伺いが生み出す疲弊
「受け入れてもらえない理由」を探そうとすると、多くの場合、行動が「ご機嫌伺い」に傾きます。
相手の表情、声色、態度を敏感に読み取り、無意識に合わせようとする。
一時的に関係が良くなったように感じても、これは長期的には大きな疲れを生みます。
なぜなら、相手の機嫌をコントロールすることは本来できないからです。
それでも「嫌われないように」と頑張り続けると、やがて自分の心のバッテリーが切れてしまいます。
2.人に嫌われるより、もっと辛いこと
「周りに受け入れてもらえていないかも」
「もしかしたら嫌われているのかも」
そんな恐怖があると、人は何とか避けようと行動します。
たとえば――
■NOを言わない
■自分の意見を引っ込める
■相手の希望
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