自分では何も決められないと気づいた時、あなたの本当の人生が始まる
「あ、今の、言いたかったな」そう思った瞬間に相手の顔色をうかがって、言葉を喉の奥へ飲み込んでしまう。そんな経験はありませんか?かつての私は、まさにそんな人間でした。「私の言う通りにしなさい」という呪縛幼い頃から親に言われ続けたこの言葉は、大人になっても私の心に深く根を張り、自分の意志で話すことを禁じていました。相手が何を求めているのか、どう言えば波風が立たないか。常に「正解」を探し、相手の顔色をうかがう。そうして言葉を飲み込み続けるうちに、いつしか「自分の本当の気持ち」が何なのかさえ、分からなくなっていきました。「自分が居なくて良いのでは」と思った夜誰かの顔色をうかがい、相手が望む言葉だけを差し出す日々。ある夜、ふと猛烈な虚無感に襲われました。「私じゃなくても、いいんじゃないか。誰の代わりでもない『私』なんて、どこにも居ないじゃないか」自分の輪郭が消えてしまいそうな恐怖の中で、私は「占い」に出会いました。自分で決めるのが怖い。間違えて否定されるのが怖い。だから、人生のハンドルをすべて占いに預けました。それは自由になったつもりで、別の「主」に支配される道を選んだだけだったのです。占い師になった私が、今伝えたいこと紆余曲折を経て、私は今、占い師として活動しています。鑑定室で、かつての私と同じ目をした「あなた」に出会うことがあります。「どうすればいいですか?」「どっちが正解ですか?」その問いの裏側にあるのは、誰かに決めてほしいという、悲しいほどの依存心。そんな時、私はカードを置き、まっすぐにお伝えします。「自分では何も決められないって事に、今、気がついたのですね」突き放しているように
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