朝起きる時間で夜寝る時間が決まってくる?
「夜寝つけない」「夜更かしがやめられない」そんな悩みを抱えている方は、朝起きる時間を意識していますか?実は、夜の「眠くなる時間」は、朝起きる時間によって大きく決まります。今回はその仕組みを、睡眠科学の視点からわかりやすく解説します。体内時計は朝の光でリセットされる私たちの体内時計(概日リズム)は、放っておくと少しずつ後ろにずれていく傾向があります。このずれをリセットするのが「朝の光」。朝起きてすぐに太陽光を浴びることで、脳は「今が朝だ」と認識し、リズムを整えます。できれば起床後30分ほどしっかり光を浴びるのがおすすめです。カーテンを開ける、ベランダに出る、散歩をするなど、無理のない範囲で光を取り入れましょう。睡眠圧が夜の眠気をつくる「睡眠圧」は、起きている間にたまる「眠気のもと」。朝早く起きることで活動時間がしっかり確保され、睡眠圧が十分にたまります。すると夜には自然な強い眠気が訪れ、寝つきやすくなります。一方で、朝遅く起きたり、昼寝をし過ぎたりすると活動時間が短くなり、睡眠圧が不足して夜になっても目が冴えてしまいます。入眠禁止帯も朝の起き方で整う体内時計には「入眠禁止帯」と呼ばれる、眠りにくい時間帯があります。これは体の仕組みで決まっていて、夜のある時間帯に眠気が抑制されるものです。朝起きる時間が遅くなると、体内時計全体が後ろにずれ、この入眠禁止帯も遅くなります。つまり「寝ようとしても眠れない時間帯」が後ろにずれてしまうのです。入眠禁止帯のタイミングは、朝起きる時間で少しずつ整えていくことが大切です。「今日だけ早起きしたからすぐに夜型が治る」というわけではなく、少しずつずらし
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