娘へのイライラと母の影響
妊活で授かった娘。
その娘が成長していく中で、
自分でも驚くくらいイライラしたり
怒ってしまうことが増えました。
「なんでこんなに怒っちゃうんだろう?」と
自分に問いかけているとき、
ある記事に出会いました。
その記事には「母親への投影」
という言葉が書かれていて、
自分が受け取れなかった愛情や気持ちを
無意識のうちに子どもにぶつけてしまうことがある、
という内容でした。
「これって私のことかもしれない」
と感じたんですよね。
自分でも気づかないうちに、
今の親子関係に影響を与えている
心のクセなんだと知ることができたのです。
そして、この気づきは、
もしかしたら私が以前悩んでいた妊活とも
繋がっているのかもしれないと思いました。
心理学では「投影」とは、
自分の中にある受け入れがたい感情や経験を
他者に映し出してしまう
無意識の防衛反応だとされています。
つまり、
わたしが過去に受け取れなかった愛情や安心感を、
知らず知らずのうちに娘に求めたり、
逆にそれが満たされていない怒りとなって
表れていたんです。
こうした心の仕組みが、妊活のときに感じていた
「自分は母親になれるだろうか」
「母と同じようになるのではないか」
という不安や怖さにも深く
関係していたんじゃないかと思ったんです。
これって、無自覚なんですよね。
感情にふたをしてしまっていて
気づかなかったんです。
「母と同じようになるのでは」という恐れは、
自分の中の「繰り返したくない過去」として
心の奥に潜んでおり、
無意識のうちに妊娠や母親になることへの
抵抗感やブレーキになっていたんだと
思ったんです。
赤ちゃんが
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