占いに頼りすぎてしまう前に、知っておいてほしいこと
不安が強いとき、人は「答え」を外に求めたくなります。誰かに決めてほしい、これで合っていると言ってほしい。そんな気持ちになるのは、とても自然なことです。占いに興味を持つのも、その流れの中にあると思います。ただ、鑑定を受ける前にひとつだけ知っておいてほしいことがあります。私の鑑定は、未来を当てたり、正解を提示したりするものではありません。大切にしているのは、5つの占術を重ねたときに共通して示される、その人本来の軸や進み方と、今の現実との間に生じている「ズレ」を見つけることです。人は、環境や立場、期待や役割の中で、知らないうちに本来の方向とは違う選択を重ねてしまうことがあります。その状態では、何を選んでも迷いが消えず、「これでいいのか分からない」感覚が続きやすくなります。鑑定では、5占術それぞれの視点を重ねながら、どこでズレが生じているのか、どのあたりから無理が出ているのかを整理していきます。ズレが見えてくると、無理に答えを与えなくても、判断は自然とご自身の手に戻っていきます。だから私は、「こうしなければならない」「この未来は避けられない」といった断定はしません。鑑定は、人生を委ねるためのものではなく、判断を自分に返すための時間だと考えています。もし今、強い不安の中で何かにすがりたい気持ちが大きくなっている場合は、少し間を置いてから申し込まれても大丈夫です。落ち着いた状態のほうが、5占術が示す共通点やズレは見えやすく、鑑定は現実的な形で役に立ちます。占いは、答えをもらう場所ではなく、自分の軸と現在地を照らし合わせるための補助線。そんな位置づけで受け取っていただけたら嬉しいです。
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