「勉強しなさい」は、なぜ逆効果なのか?
1、「勉強しなさい。」この言葉、何度もお子さんに言ったことがあるのではないでしょうか?でも、本当にその言葉で子どもがやる気になったことはありますか?私は長年にわたり、数多くの子どもたちの学習指導に関わってきましたが、ひとつだけはっきりと言えることがあります。それは──「勉強しなさい」と言って成果を出した子どもを、私は一人も見たことがないということです。ましてや、指導のプロでない親がこの言葉をかけたとしても、子どもの心に届くことはまずありません。むしろ逆効果になることの方が多いのです。なぜ、親は「勉強しなさい」と言ってしまうのか?では、なぜ親はつい「勉強しなさい」と言ってしまうのでしょうか?その根底には、不安や怒り、そして「コントロールしたい」という気持ちが潜んでいることが多いように感じます。たとえば・・・・子どもがまったく勉強しないことへの苛立ち・テストの点数や成績の低さへの落胆・周囲の家庭と比べたときの焦りや不安そういった感情を「勉強しなさい」という言葉に込めてぶつけてしまう。そして、その言葉は、子どもにとっては「責められている」「支配されている」と感じる圧力になってしまうのです。2、子どもがやる気を出す唯一の方法では、子どもが本当に勉強に向かうためには、どうすればよいのでしょうか?私の経験上、子どもが自ら勉強に向かう最大の要因は、「自分の未来のビジョン(目標)」と学びが結びついたときです。それも、親が決めた目標ではなく、子ども自身が「自分の意志で描いたビジョン」であることが大前提です。「将来こうなりたい」「この職業に就きたい」「こんな生活をしたい」そんな思いが芽生えたとき、
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