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好きなモノと暮らしたい

幸せを呼ぶ占い師 鈴音 と申します。私の部屋には古い間箪笥(けんだんす)があります。 間箪笥とは、一間(昔の単位182センチメートルくらい)の幅があるタンスです。 これは実家からもらってきました。 曾祖母の間箪笥です。 100年くらい前の古いタンスで、私がもらわなければ捨てられるところでした。 私は曾祖母に会ったことがありません。 血もつながっていません。 私の祖父母が「取り子取り嫁」で跡を継いだので、生まれた家のご先祖様として祀っています。 父は曾祖父母のことをあまり覚えていないようでした。 同居していた祖母からは「きついお姑さんだった」と聞いています。 記録によると、曾祖父よりも10歳くらい年下で、曾祖父とアメリカに渡って言葉もわからない国で苦労して一財産築いて帰国した、とあります。曾祖父との間に子供はいませんでした。 なんとなくですが、曾祖母は一度どこか違う家に嫁いでいて、もしかすると子供も産んでいたのではないかと思います。何らかの事情で離縁して、曾祖父と結婚したのではないかと推測しています。 曾祖父は三男坊でした。長男は田畑を継ぎ、次男は医者になりましたが曾祖父は継げるものがなかったので、アメリカに移民として渡りコックをしたそうです。何年もかかって自分の店を持てることになったので、日本に帰り曾祖母と結婚しました。再びアメリカに渡って二人でレストランを切り盛りしたのです。 朝は星が出ている時から、夜も星が出る時間までという意味の「朝星夜星」で働いて故郷に錦を飾ったのだと聞きました。 日本に帰った時はもう子供を授かる年ではありませんでした。大きな家を買って、その家に見合うタ
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