私が薬剤師になったわけ
§40みなさん、おはこんばんちわー! 今回は、私が薬剤師になったわけについてお話しさせていただきます。夢がないけど備える時期、自分の職業の選び方、好きなこと探し、きっかけの順にお伝えしたいと思います。まず私には、やりたいことや夢がありませんでした。だからいつかやりたいスポーツがもし見付かった時に持久力があった方がいいと思ったので、小学校を卒業したばかりの中学生からは陸上部に入部しました。そして学歴が欲しかったので、高校進学を決めるのですが、いつか就きたい職業がもし見付かった時のために方向変換しやすいように普通科を選んで入学しました。ところが転機があったのです。一生の間、普通科でニュートラルな状態でいられないということに気付いたのです。何かの職業には就きたい。でもやりたいことが見付からない。大学に行きたいが、大学には普通科がない。とても悩みました。当時は『薬剤師』という言葉も知らないほどの世間知らずでした。テレビ・雑誌・ラジオからコマーシャルまで気付きのアンテナを立てて、自分が興味の湧くことをずっと探し続けていました。すると自分が嫌なことと好きなことに気付き始めたのです。嫌いなことは2つありました。ここからは具体的な職業を例として挙げますが、偏見は一切ありませんので、勘違いして不愉快にさせてしまった方にはお詫び申し上げます。ご了承ください。1つ目は自分の手を汚したくないということです。当時、祖母が入院していました。お見舞いに行った私が目にしたのは、看護師さんが私の祖母のオムツを何一つ嫌な顔をせずに交換していたのです。部屋中に、ものすごい臭いが広まる中で、その看護師さんは「んも〜ぅ
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