福岡・田川の保育園「元保育士再逮捕」の件について|北野 UnderShield代表 の見解
① 記事の概要福岡県田川市の保育園で、園児に暴行を加えけがをさせた疑いで逮捕された元保育士の女が、別の園児への暴行容疑でも再逮捕されました。警察は、当時の勤務実態や園内の監督体制、他職員の関与の有無を調べています。保育園側では複数職員による不適切行為が指摘されており、施設の管理体制や通報の仕組みなど、組織運営そのものの見直しが求められています。② 北野 UnderShield代表 の見解まず、子どもを預かる現場で暴力が起きたこと自体、言語道断ですから。個人の資質の問題で片づけられがちですが、同種の行為が複数に及んだ可能性があるなら、現場単位ではなく経営・管理の仕組みを疑うべきだと考えます。私も長く現場を見てきましたが、こういう事件は「見抜けなかった」ではなく、「見抜ける体制になっていなかった」ことが原因であることが多いものですから。採用時のチェック、勤務中の観察と記録、エスカレーションの動線、第三者通報(保護者・非常勤・外部委託)を受け止める窓口、そして園長・法人側のレビュー――これらが回っていれば、早期に芽を摘めます。逆に、沈黙の同調圧力や“苦情は面倒だから後回し”の文化があると、被害は必ず広がります。経営者が毎日園に張り付く必要はありませんが、「数値と現場の両面」を定期的に点検する仕組みづくりは経営の責任ですから。いま大事なのは、責任追及だけでなく再発を防ぐ具体策です。カメラ運用の基準、クラス外部巡回、職員ローテーション、保護者ヒアリングの定例化、匿名通報の可視化など、やれることは多い。子どもの安全を守るため、組織が“見て見ぬふりをしない”仕掛けを整えてほしいと思います。③
0